アクアリウムなどの底砂として使用する「ガーネットサンド」の情報やレイアウト例を紹介していきます。
ガーネットサンド
寿命 | 半永久 |
粒サイズ(約) | 1〜2mm |
対象 | 淡水・海水両用 |
ガーネット色(暗い赤)は、アクアリウムの中ではアロワナなどの飼育に使用されたりすることもありますが、水草水槽などのレイアウトにも使用することもできます。
あまりメジャーな色ではないため使用するのに抵抗がある方も多いと思いますが、うまくレイアウトを組めば、とても美しくオリジナルティ溢れる水槽が作れるため、ぜひ多くの人にチャレンジしていただきたい底砂です。
コリドラス水槽等にも非常におすすめで、モフモフ姿を楽しむことができ、底砂の掃除も行いやすくなっています。
私はニッソーが扱っていたガーネットサンドを使用していましたが、現在ほとんど取り扱われていないため、下記のガーネットサンドがおすすめとなっています。
5つの特徴
- 天然素材
- 水質への影響がない
- 美しいガーネット
- 砂が舞い上がりにくい
- バクテリアの棲家になる
1.天然底砂
コケや汚れが付きにくい天然底砂となっています。
ただし、天然が故に木屑や珊瑚などが混入している場合があるため、ネットなどで取り除くようにしましょう。
特に水質に大きな影響を与えたりすることもないため、万が一混入していても神経質になる必要はないかと思います。
2.水質への影響がない
ソイルが水質を弱酸性に傾けるなど、底砂の種類によって水質を変化させるものが多いですが、ガーネットサンドは”水質に影響を与えることが
ただ、珊瑚などが混入していた場合pHが上がる可能性はあるため、”影響が少ない”と考えておくのが良いでしょう。
3.美しいガーネット
ガーネットとはワインレッドのような暗い赤色をしており、普段は普通の砂のように見えますが、近くでよく見ると透き通った綺麗な色をしているのがわかります。
”アマテラス”などの太陽光に近いLED照明だとよりキラキラと綺麗に輝くため、相性が良いですよ。
4.砂が舞い上がりにくい
ガーネットサンドは比重が大きいため他の砂よりも重く舞い上がりにくいのが特徴です。
そのため糞や食べ残しの掃除がしやすく、レイアウトが壊れる心配も少ないためとても扱いやすい底砂となっています。
5.バクテリアの棲家になる
ガーネットサンドはアクアリウムにとって重要なバクテリアの棲家になるため、生体に有害なアンモニアの分解などを活発に行なってくれます。
バクテリアは水を透明にし、より綺麗な水槽にしてくれますのでエアレーションなども積極的に行うと良いですよ!
エアレーションには水はねが少ないアンビリーバブルAIRか、リリィパイプで波を立てる方法がおすすめです。
レイアウト例
生体 | コリドラスジュリー ミナミヌマエビ サイアミーズフライングフォックス イシマキガイ |
水草 | ボルビティスヒュディロティ ブセファランドラsp.レッド ブセファランドラsp.グリーンウェービー ロタラsp.Hra ニムファステラータ ブリクサジャポニカ ミクロソリウム プテロプス ストロギネレペンス ヒドロコティレミニ ウィーピングモス |
その他の用品 | 45㎝オールガラス水槽 外部フィルター(エーハイム2213) 太陽光LED LIGHT AMATERASLED(アマテラス) 青華石 アマゾニアソイル リリィパイプ CO2小型ボンベ(アンビリーバブルL-type) ニッソー プレミアムサンド ナチュラルガーネット |
成長し切っていない水草の一部はあまり写真に写っていませんが、上記の素材を使用してレイアウト組んでみました。
プレミアムサンド ナチュラルガーネットを使用したときのレイアウトのポイントは、赤系の水草を使用することと厚みを出さないことです。
底砂の赤と水草の赤はとてもマッチしますので、一味違った水槽を作ることできます。
また、底砂の厚みを出してしまうと赤の主張が強くなりすぎてしまいますので、少し薄めに引くと良いとおしゃれ感じになります。
※上記水槽の使用量は45㎝水槽に対して2~3㎏ほどです。
今回は使用していませんが、ルドウィジアSPスーパーレッドやロタラマクランドラ等も真っ赤に成長するため非常におすすめです。
映える水槽を作ろう!
ガーネットサンド自体が美しいため、相性の良い素材と合わせてレイアウト組めば赤が映えた綺麗な水槽ができます。
普通のレイアウトに飽きた方やオリジナルの水槽を作りたいという方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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