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エアレーションによる水はねを防ぐ4つの対策と失敗例を紹介!

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エアレーションによる水はね問題で悩む方に向けて、具体的な4つの解決策と避けるべき失敗例を解説していきます。

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エアレーションによる水はね被害

エアレーションには、生体や水草の成長、バクテリアの活性、演出効果など、様々なメリットがあり、特に夜間は必ずエアレーションをするべきです。

しかし、同時に「水はね」という問題も出てきます。

水はねがひどいと水槽や床などがびしょびしょになるだけではなく、照明にはねてしまい、水垢ができて照明効果を薄めてしまうことになります。

水はねは放置すればするほど悪影響が出てしまいますので、今回は水はね被害を防ぐ4つの対策を紹介していきたいと思います。

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4つの対策方法

4つの水はね対策
  1. アンビリーバブルAIRを使う
  2. バブルストッパーを使う
  3. 蓋をする
  4. 植物で防ぐ

①アンビリーバブルAIRを使う

水はね対策として1番おすすめなのが、極小気泡で有名なアンビリーバブルAIRと可能であれば”弱めのエアーポンプ”を使用することです。

アンビリーバブルAIRは、放出するエアーが非常に細かいため、水面に上がってきたときの水はねが小さく、さらに弱めのエアーポンプと併用することでほぼ水はねを防ぐことができます。

照明への水はねを避けたい場合は、写真のように前面か後面にくっつければ視認できないくらい防ぐことができます。

kaido
kaido

厳密に言うと100%の水はね防止は難しいですが、個人的な感覚では90%以上は防げていると思います。私の水槽では24時間つけていても、照明や水槽、床が濡れてる・汚れているということはなく、水はねの影響は一切ありませんよ。

おすすめのエアーポンプ

水はねを防ぐには、エアー量の調整ができる水作の水心が非常におすすめで、しかも音が静かという文句なしのエアーポンプです。

自分の水槽サイズや環境によってエアーの量が調整できる機能は非常に便利ですので、紹介した”アンビリーバブルAIR”と”水心SSPP-2S”の併用で水はね問題はかなり改善されるかと思います。

以前60㎝水槽ハイタイプにアンビリーバブルと水心(45〜60㎝用)で使用したところ、エアー量をMAXにしてもエアーが出なくなったため今は水心(60〜120㎝用)を使用しています。

アンビリーバブル、エアーポンプどちらの問題かはわかりませんが、水心(60〜120㎝用)を使用すれば上記画像のようなエアーが出ますので参考にしていただければと思います。

②バブルストッパーを使う

エアーストーンを覆うバブルストッパーという商品があり、水はねを防ぐことができます。
バブルストッパーは、気泡が上下に動いて攪拌し、水中に留まる時間を長くすることで酸素溶解効果が高まるのを売りにしている商品です。

ただ、バブルストッパー自体に苔が付着したり、エアレーションによる油膜の除去効果が得られなくなるというデメリットもあるため、酸素供給と水はね防止を優先する方におすすめします。

kaido
kaido

100均で揃えた道具で自作することも可能で、プラスチックでできた化粧水入れなどの容器を加工し、チューブを通す穴を作れば自作バブルストッパーができますよ。

自作バブルストッパー

③蓋をする

アクリル・ガラス蓋で水撥ねを防ぐ方法です。

ただし、水面を全て覆ってしまうようなサイズの蓋だと、水滴・水垢等で照明効果が薄れたりしてしまうため、角に設置する三角形の蓋がおすすめです。

④植物で防ぐ

なるべく人口的な物を使用せず、自然の状態でなんとかしたいという方には、水上葉で水はねを防ぐという方法があります。

私はハイグロフィラピンナティフィダを利用して水はねを防いでいますが、フロッグビットなどの浮き草で防ぐのも良いでしょう。

うまく配置すれば、水中で葉エアーの勢いを弱め、水上葉ではねた水をキャッチすることができます。

やりがちな失敗例

①ラップやタオルで防ぐ

応急的な処置としてラップやタオルで水はねを防いでしまうと、付着・吸収した水が水槽の側面まで流れ出てしまい、朝になると床や水槽がびしょびしょになってしまいます。

これだけは絶対にやらないように気をつけましょう。

②自作蓋を四角形で作る

カードケースなどで水はね防止用の蓋を自作するときは、四角形にするのはおすすめできません。
四角形にすると重みで簡単に水槽内へ落ちてしまうからです。

水槽全体を覆うサイズであれば落下しませんが、水槽の角に設置する場合には重みで落下してしまわないように直角三角形にしましょう。

③ストーンを砂に埋める

水はねを弱くしようとしたり、ストーンを隠そうとしたりするために砂や砂利に埋めるのはおすすめできません。

理由は、水はね防止効果があまりない事やエアーポンプへの負荷が大きくなってしまうこと、気泡が大きくなり酸素供給量が減ってしまうことなどです。

もしエアーストーンの存在が外観を損ねて気になるのであれば、エアーストーンよりも見栄えが良く、気泡も細かい「アンビリーバブルAIR-BigU-type」を使用するのもおすすめです。

リリィパイプで酸素供給する方法も!

エアレーションにはエアーストーンを使用した方法以外に、外部式フィルターに使用するリリィパイプを使った方法があります。

リリィパイプを水面ギリギリに設置し水面を波立てることで酸素と触れ合う面積を増やし、水中内に酸素を供給することができます。

そのため水はねが気になる方は、リリィパイプを使った方法に切り替えるのも一つの手となります。

ただし、外部式フィルターの使用が前提となりますので、外部フィルター式を使用していなく検討しようか考えている方は、下記のエーハイム外部式フィルターを詳しく解説した記事をご参照ください。

LED照明にはねる水が気になる方は…

おすすめ吊り下げ照明10選
  1. アクロ TRIANGLEトライアングル LED GROWグロウ
  2. アクロ TRIANGLEトライアングル LED GROWグロウ Proプロ
  3. アクロTRIANGLEトライアングル LED VIVIDビビット
  4. Chihirosチヒロス WRGBⅡ
  5. Chihirosチヒロス WRGBⅡ PRO
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  7. Chihirosチヒロス CⅡ RGB
  8. 太陽光 LED LIGHT AMATERASアマテラス LED
  9. LUNA LED LIGHT TSUKUYOMIツクヨミ LED
  10. ソーラーRGB

LED照明に水はねしてしまうのが気なる方は、”吊り下げ照明”を使うのがおすすめです。

通常のリフトスタンドを使って設置するのとは違い、水面と離れた位置から水槽を照らすことができるため、照明への水はねを防ぐことが可能です。

吊り下げ照明を使うのであれば、”アマテラスLED照明”や”トライアングルグロウ”、”VIVID2”等がおすすめです。

詳しくは下記の記事で紹介していますのでご参照ください。

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