熱帯魚・エビレイアウト・管理熱帯魚アクアリウムの悩み

【メダカの暑さ対策】室内・屋外で夏を乗り切る7つの方法を紹介!

スポンサーリンク

夏の暑さで上昇したメダカ水槽の水温を下げる7つの方法を紹介していきます。

スポンサーリンク

メダカが耐えられる水温

メダカは丈夫なため15〜35度程であれば大きな問題はなく、冬眠などを考えれば10度以下でも生きることができます。

とはいえ、10度以下や30度以上の環境になってくるとメダカに負担がかかったりリスクが出てきてしまうためなるべく25〜27度くらいになるようにしてあげると元気に過ごしてくれます。

メダカは幅広い水温で生きていけるため飼いやすい魚ではありますが、さすがに猛暑などでは耐えきれない場合もあるため、水温計などはしっかり用意しておくようにしましょう。

水温計にはおしゃれなものやアプリで管理できるものなどもありますので、おすすめの水温計については下記記事をご参照ください。

スポンサーリンク

7つの暑さ対策

対策
  1. クーラー
  2. 冷却ファン
  3. 断熱材
  4. 日陰に移動
  5. 室温で管理
  6. 浮き草を使う
  7. こまめな換水

1.クーラー

水槽用クーラーは水槽内の水を外部で冷却し、再び水槽内に戻すことで水温を下げることができるため、他の暑さ対策と比較しても最も確実かつ効果的な対策となっています。

ただ、効果的ではあるものの本体価格と電気代が高いというデメリットもあります。

本体価格はピンキリですが目安としては1〜15万円以上となっており、電気代は月に2000円〜ほどとなっております。

ゼンスイの小型循環式クーラー ZC-100αは人気と性能が高いクーラーとなっており、夏の猛暑が心配な方におすすめとなっています。

2.冷却ファン

冷却ファンの特徴は気過熱を利用して水温を下げることで、その冷却効果は−3度程となっており安定して冷却効果を得ることができます。

安定して冷却効果を得られるというところがポイントで、氷などを入れると急激な水温変化でメダカに負担をかけてしまいますが、冷却ファンであれば負担をかけずに確実な冷却効果を得ることができます。

低コストかつ確実な冷却効果という点でおすすめであり、多くの人にとって使いやすい製品となっております。

また、夏の便利な管理方法として、”スマート化されたコンセントプラグ””スマート化された水温計”を併用することで外出先からでも水温を確認しながら冷却ファンを遠隔操作するという方法があります。

例えば、「外出先でスマホアプリから水温をチェックし、暑くなってきたのでスマートプラグに挿してある冷却ファンを作動させる」といったことができるようになります。

水槽にセッティングさえしておけば旅行なども安心して行くことができ、今の時代に合った非常に便利管理方法となっていますので、ご興味ある方は下記のアクアリウムをスマート化させて自動管理する方法の記事をご参照ください。

3.断熱材

アルミなどの断熱材を水槽に巻くことで、外気による水温上昇を抑えることができ、室内・屋外共に有効な方法です。

見栄えは悪くなるものの、猛暑日には高い効果を発揮してくれます。

4.日陰に移動

室内で管理している場合にはあまりないかもしれませんが、屋外でメダカを飼育している場合は直射日光が当たらないように日陰になる位置へ移動させましょう。

日向と日陰では路面温度がに15〜20度の差が出ることもあり、日向は水温にも大きな影響を与えますので、夏は日陰になるようにしてあげましょう。

5.室温で管理

室内に設置したエアコンで室温管理出来ていれば、水温の上昇を防ぐことができます。

ただ、エアコンより水槽用クーラーを使用したほうが電気代は安く済みますので、あまり家にいない場合は電気代がもったいないですので水槽用クーラーがおすすめです。

6.浮き草を使う

屋外にて移動できない水槽や池でメダカを飼育している場合は、浮き草などをたくさん入れて直射日光を防ぐのも一つの方法です。

浮き草には増えやすいアマゾンフロッグピットなどがおすすめで、メダカの隠れ家などにもなるため相性が良い水草となっています。

7.こまめな換水

換水によって暑い水を捨て、冷たい水を入れることで水温を下げていきます。

ただし、一度に多くの水を変えてしまうと大きな水温の変化を繰り返してメダカに負担をかけてしまうため、ポイントは少量の水をこまめに行うことです。

作業が大変なため毎日行うのには向いておらず、気温がかなり高い日などに行う方法としておすすめです。

高水温による影響

高水温による影響
  1. 酸素が不足する
  2. コケが増える
  3. 水質が悪化しやすくなる

水温が高くなると水質の悪化や生体・水草の不調を招いてしまうため、対策などと併せて解説していきます。

1.酸素が不足する

水温が上昇すると溶存酸素量が減り、さらには生体の新陳代謝が上がって酸素消費量が増えるため酸欠状態に陥りやすくなってしまいます。

その結果、熱帯魚だけではなくバクテリアも弱って死んだりしてしまい、水質の悪化や悪臭・油膜の発生などに繋がってしまいます。

バクテリアには糞や餌の食べ残しなどからでる有害物質を分解したりなど、水を綺麗にする働きがあるためアクアリウムには欠かせない存在です!

対策としては、”水温を下げる”ことと”エアレーションを行う”ことです。

上記で解説した暑さ対策をしたうえで、エアレーションを行うことで被害を最小限に抑えることができ、気泡が非常に細かい”アンビリーバブルAIR”と静音性が高くエアー量の調整ができる”水心SSPP-2S”の組み合わせは効率の良いエアレーションができ、水はねなどもほとんど気にならないためおすすめですよ。

2.コケが増える

水温が上がるとコケが活性化してしまい、水槽内の見栄えが悪くなってしまいます。

対策としてはコケ取り生体を飼育しておくことでかなり改善されますので、普段から予防も兼ねて飼育しておくと良いでしょう。

3.水質が悪化しやすくなる

水質の悪化 糞や餌の食べ残しなどが早く腐るようになり、水が汚れやすくなるため換水作業が大切になります。

この時、ただ換水するのではなくプロホースなどで底に溜まった糞や餌の食べ残しなどを吸い出しながら換水を行うと、綺麗な状態を維持しやすくなります。

作業時間を大幅に減らす方法はこちら

氷点下での越冬はできる?

今回は夏の暑さ対策について解説しましたが、夏が終われば冬の寒い時期がやってくるため今度は冬の対策が必要になってきます。

地域によっては−気温になるとこもあり、下記記事では氷点下でのメダカの越冬についてや越冬を成功させるためのポイントなどを解説していますのでご参照ください。

屋外で使えるソーラーエアポンプ

屋外でしか使えませんがエアレーションには電源がいらないソーラー式のエアーポンプがあります。

当然電気代も掛からず、テトラの”メダカのソーラーブリードポンプ”であれば曇り空でも安定してエアレーションを行うことができるため、屋外でエアレーションをしたかった方におすすめの製品となっています。

詳しい性能やエアレーションの必要性等については下記記事をご参照ください。

スポンサーリンク
シェアする
アクアリウム北海道をフォローする
アクアリウム北海道

コメント

タイトルとURLをコピーしました