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【ミドボン導入】CO2添加方法と必要な道具や費用を詳しく紹介!

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美しい水草水槽を作るには欠かせない大型ボンベ(ミドボン)の添加方法や必要な道具、コスト等を紹介します。

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ミドボンとは

ミドボンとは緑の大型ボンベ(5㎏等)のことで、アクアリウムでは水槽にCO2を添加するために使用します。

水槽にCO2を添加するボンベには小型ボンベ(74g等)もありますが、ミドボンの方がコストパフォーマンスに優れているため、ボンベから分岐して複数の水槽にCO2添加したい場合や長期的に使用する場合には、ミドボンを使用した方が圧倒的にお得です。

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入手方法

ミドボンの主な入手方法は、酒屋に行って入手する方法ネットで入手する方法の2つです。

酒屋の場合はレンタネットの場合は購入という形になります。

酒屋で入手

特徴
  • ネットよりも安く入手可能(実質負担約3~4000円
  • 対応してくれる酒屋が少ない
  • 初回や充填時は直接店まで行く必要がある

※内訳…約8~9000円(保証金5000円+ガス代約3~4000円)-5000円ボンベ返却後保証金)

酒屋でボンベを入手する場合はレンタルという形のため、保証金を除いたガス代約3000~円で長期間使用し続けることができます。

ただ、一般の方にボンベをレンタルする酒屋は少なくなっているため入手難易度はやや高めです。

どうしても酒屋で入手したい場合は、個人経営店の方が対応してくれるところが多いので、近くの酒屋に「液化炭酸ガスのレンタルは行っていますか」等とひたすら電話して聞いてみましょう。

kaido
kaido

酒屋でミドボンを入手する場合は、レンタルという形で5000円の保証金を渡しますが、保証金なのでミドボンの使用を辞めた際には5000円を返してもらうことができます。

ネットで入手

特徴
  • 酒屋で入手するより高い(実質負担約7~8000円
  • 返送がやや面倒
  • webで入手することが可能
  • レンタルしてくれる酒屋を探す必要がなくなる

※内訳…約10000円(ボンベ代5000円+ガス代5000円)-約2~3000円(送料自己負担約2~3000円-ボンベ返送5000円

ネットで購入する場合は、酒屋で入手するより送料分が高くなってしまいますが、導入時はネットでボンベを購入するだけなのでかなり楽です。

水槽にCO2添加をする場合は、下記で解説するレギュレーターやチューブなどの道具が必要になってくるため、まとめてネットで購入した方が効率的に準備できて良いでしょう。

ミドボンのメリット・デメリット

メリット

  • ランニングコストが安い(大型ボンベ約44円/月、小型ボンベ約500円/月
  • 取り替えの手間がかからない
  • 複数の水槽に添加できる

デメリット

  • 酒屋の場合入手難易度がやや高め
  • ボンベが大きい(高さ約60㎝、横約20㎝)
  • ガス漏れなどの事故には注意が必要

CO2添加にかかる費用

ミドボン導入にかかる初期費用はメーカーや種類によって差はありますが、安く見積もって総額約20000~25000円前後程です。

最初は道具の準備にお金がかかってしまいますが、一式揃えてしまえばあとは数年に1度ガスの充填代がかかるだけとなっています。

初期費用

必要な道具一覧
  1. CO2ボンベ…約3000円~8000円(ボンベ返却後)
  2. レギュレーター(電磁弁一体型)…約9000円
  3. 耐圧チューブ…約200円~
  4. スピードコントローラー…約1600円~
  5. 逆流防止弁…約150円~
  6. シリコンチューブ…約200円
  7. バブルカウンター…約1500円
  8. ディフューザー…約1000円~
  9. プログラムタイマー…約1300円
  10. スマートプラグ…約3000円~

①CO2ボンベ

添加量にもよりますが、5㎏のミドボンであれば1~5年程持ち、数年に1度の充填が3000~8000円程ですので意外と低コストで添加ができます。

②電磁弁一体型レギュレーター

レギュレーターとは、ボンベ内の圧力を減圧させるための装置であり、水槽にCO2を添加する際に必ず使用します。

また、”電磁弁一体型”というのは電気が流れた時だけ弁が開いてCO2を通過させるもので、電気が止まると弁が閉じてCO2添加がとまる仕組みです。

この仕組みを利用して下記で紹介するプログラムタイマーと併用することで、自動でCO2添加の ON・OFFを行うことができるようになります。

電磁弁がついていないレギュレーターは、手動でバルブをひねってCO2添加を行うことになるため、毎日行うのは面倒なうえに添加の開始・停止を忘れてしまい、正確な管理ができなくなってしまう可能性があります。

そのため、レギュレーターは電磁弁一体型のものをおすすめします。

売り切れの場合はこちらのレギュレーターもおすすめ!
③耐圧チューブ

シリコンチューブよりも丈夫なチューブで、ボンベ近くの圧力が強い位置に使用します。

④スピードコントローラー

ボンベから出てくるCO2の量を調節するためのものです。
レギュレーターに調節ねじが付いているものもありますが、基本的に微調整が非常に難しいため、別で購入しておくことを強くおすすめします。

⑤逆流防止弁

水槽内の水が逆流してくるのを防ぐためのものです。
逆流した水が機械などに入ってしまうと、故障の原因になりますので必ず使用してください。

⑥シリコンチューブ

ディフューザー(拡散器)付近など、比較的圧力が少ない位置で使用します。

⑦バブルカウンター

CO2添加をする際に添加量を把握するためのもので、必需品ではありません。

CO2添加の際は”1秒間に1滴”等と表現し、添加量の目安にして調整します。

⑧ディフューザー

ディフューザーとは拡散器のことで、ボンベから出てきたCO2を細かく放出するためのものです。
ディフューザーがないと、チューブの太さで気泡が出てきてしまい、高いCO2添加の効果が得られなくなってしまいます。

効果的なCO2添加をするためには、細かい気泡を出すディフューザー選びが重要になってきます。

⑨プログラムタイマー

プログラムタイマーは、指定した時間の間だけ電気を流すことができるものです。

そのため、 電磁弁一体型レギュレーターとプログラムタイマーを併せて使用することで、毎日自動でCO2添加のON・OFFができるようになります。

電磁弁一体型レギュレーターの効果を最大限に引き出すためには、プログラムタイマーは必須といえます。

⑩スマートプラグ

プログラムタイマーの最先端で上位互換とも言える存在で、Wi-Fi環境下であれば専用アプリによって”遠隔操作”、”自動電源ON/OFFの設定”が可能になります。

差し込み口が複数あるタイプのスマートプラグは、1つ1つにタイマー設定することができ、これ1つで常時起動させておくフィルターや時間指定が必要な照明・CO2添加などの管理することができるようになりますので、特におすすめです。

ランニングコスト

1カ月のCO2消費量が小型ボンベ1本分(74g)だと考え、小型ボンベと大型ボンベの月にかかる料金を比較すると…

  • 小型ボンベ(1本)74g=約500円
  • 大型ボンベ5㎏(5000g)=3000円 ⇒ 74gあたり約44円


つまり、小型ボンベは大型ボンベの方が約11倍ランニングコストが安いことになります。

さらに初期費用を比較します。

表をみて頂くと2年半後には両ボンベの総費用に大差がなくなり、5年後には大型ボンベのほうが14,000円以上安く済むことになります。

大型ボンベは使用期間が長ければ長いほど得となり、コスパ面で優れていることがわかります。
※ 2~3秒に1滴の添加ペースで、小型ボンベ(74g)が1ヶ月持つ計算です。


小型ボンベと大型ボンベどちらの使用をするか迷っている方は、自分がどれくらいの年月を使うか考えて決めると良いでしょう。

接続

※バブルカンター未使用
接続の流れ

①ボンベ → ②電磁弁一体型レギュレーター → ③耐圧チューブ → ④スピコン → ③耐圧チューブ → ⑤逆流防止弁 → ⑥シリコンチューブ → ⑦バブルカウンター → ⑥シリコンチューブ → ⑧ディフューザー

初めての方は部品が多くて大変に感じるかもしれませんが、基本的に差し込んで繋げるだけなのでそこまで難しくはありません。

ただ、接続が甘いとCO2が漏れてしまいますので、CO2の減りが早いと感じた方はしっかり接続されているか確認しましょう。

長期使用にはミドボンがおすすめ!

ボンベには”小型ボンベ”と”大型ボンベ(ミドボン)”がありますが、長期的に使用するのであればミドボンの方が金銭的にかなりお得であり、交換頻度も少ないため管理がとても楽です。

kaido
kaido

個人的にもミドボンを使用してみて、コスパが良くCO2の使用量を気にせずに使えたり、複数の水槽に添加できたのがよかったです。

場所を取ることと取り扱いに注意すること以外は、大きなデメリットもありませんのでCO2添加にはミドボンの使用がおすすめです。

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