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【二酸化炭素の必要性】CO2添加のメリット・デメリットとは?

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水槽にCO2添加をするメリット・デメリットを紹介してきます。

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CO2添加について

水槽内のCO2添加は、ボンベと専用の装置を用いて行います。ボンベには大型ボンベ小型ボンベがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

  • 大型ボンベ(ミドボン)についてはこちら
  • 小型ボンベ(CO2フルセット チャームオリジナル)についてはこちら

添加時間については、照明時間と合わせて8~10時間行うことが一般的です。

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CO2添加のメリット・デメリット

メリット

CO2添加をする大きなメリットは、水草が元気になることです。ただ、それについてはほとんどの人がわかっていると思いますので、具体的にどんな効果があるのかを解説していきます。

①水質を酸性に傾ける

水質を酸性に傾ける(pHを下げる)効果があり、多くの水草や生体に適した水質になります。

シクリッドや貝類などはアルカリ性よりの水質を好みますが、一般的に流通している人気の熱帯魚は弱酸性を好むものが多いため、CO2添加環境との相性も良いと言えます。ただし、水質のコントロール目的で、水草が少ない生体主体の水槽にCO2添加を行うと、酸欠になってしまいますので注意してください。

②コケを抑制する

CO2添加をすることで水草の光合成を促し、水中にあるマグネシウムとカルシウムなどの栄養をより多く吸収するようになります。その結果、コケにいく栄養が減り、コケの抑制へと繋がるのです。また、水草が活性化することで、水草に付着するコケも抑制することができます。

③酸素を発生させる

CO2添加をすると光合成が活発に行われ、水槽内に酸素が発生します。そのため、水草が多い水槽内では、CO2添加を行っている際のエアレーションは必要ありません。

光合成が行われない夜間は、必ずCO2添加を止め、エアレーションを行ってください。

④気泡が付く

水草に気泡が付くことで、より水草の美しさが際立ちます。気泡をつけるためには、光量や肥料、水質なども関係してきますが、CO2添加は欠かせません。

水草が出す気泡だけではなく、ディフューザーから出てきたCO2が水草に付着して美しくみせることもあります。

デメリット

①酸欠になる可能性がある

水草が少なかったり、添加量が多かったりすると水槽内の二酸化炭素の濃度が上がり、熱帯魚やエビなどが酸欠となってしまう可能性があります。

生体の様子を見ながら、正しく使用すれば問題はないですが、何もわからない状態で適当にやってしまうと、生体が死んでしまう可能性もありますので注意が必要です。

②費用が掛かる

CO2添加は、水草を美しく育てるためには欠かせないですが、費用が掛かるというデメリットもあります。

2~3秒に1滴の添加ペースで小型ボンベ(74g)が1ヶ月持つ計算で、下記表のコストになります。

添加量・時間等で変わりますので、あくまで目安として参考にしてください。

③事故の危険性

CO2が入ったボンベは、正しく扱わないと破裂したり漏れたりしてしまう可能性があります。もちろん、正しく使用すれば問題ありませんが、レギュレーターを使用せずにCO2を添加しようとしたりなど、正しく行わないと危険ですので注意が必要です。

水草水槽にはCO2添加を!

水草を美しく育てるためには、CO2添加は必須です。

正しく使用すれば、デメリットは費用だけですので、金銭的に余裕があればぜひ添加してみてはいかがでしょうか。

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