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【ミドボンの接続方法】実際の手順を細かく解説!初心者の方も安心

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ミドボンを導入する際の接続方法を実際の手順で詳しく解説していきます。

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ミドボンはランニングコストが安い

初期費用ランニングコスト(月)1年後2年後2年半後5年後
小型ボンベ約12,000円約500円18,000円24,000円27,000円42,000円
大型ボンベ約25,000円約44円25,528円26,056円26,320円27,640円
※1〜5年後の金額は、CO2ボンベ導入からかかった総費用です。

上記の表は、1ヶ月あたり74gのCO2を使用した場合の計算になりますが、ミドボンのランニングコストは小型ボンベよりも約11倍以上安く抑えられます。

そのため、2年半以上CO2添加を行う予定の方はミドボンの方がお得になります。

ミドボンの購入方法などは下記記事をご参照ください。

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必要な道具一覧と費用

必要な道具一覧
  1. CO2ボンベ…約3000円~8000円(ボンベ返却後)
  2. レギュレーター(電磁弁一体型)…約9000円
  3. 耐圧チューブ…約200円~
  4. スピードコントローラー…約1600円~
  5. 逆流防止弁…約150円~
  6. シリコンチューブ…約200円
  7. バブルカウンター…約1500円
  8. ディフューザー…約1000円~
  9. プログラムタイマー…約1300円
  10. スマートプラグ…約3000円~
1.CO2ボンベ

15㎏のミドボンであれば1~5年程持ち、数年に1度の充填が3000~8000円程ですので意外と低コストで添加ができます。

2.レギュレーター(電磁弁一体型)…約9000円

レギュレーターとは、ボンベ内の圧力を減圧させるための装置であり、水槽にCO2を添加する際に必ず必要とします。

また、”電磁弁一体型”というのは電気が流れた時だけ弁が開いてCO2を通過させるもので、電気が止まると弁が閉じてCO2添加がとまる仕組みです。

この仕組みを利用して下記で紹介するプログラムタイマーやスマートプラグと併用することで、自動でCO2添加の ON・OFFを行うことができるようになります。

電磁弁がついていないレギュレーターは、手動でバルブをひねってCO2添加を行うことになるため、毎日行うのは面倒なうえに添加の開始・停止を忘れてしまい、正確な管理ができなくなってしまう可能性があります。

kaido
kaido

自動管理は本当に楽ですので、レギュレーターは電磁弁一体型のものをおすすめします。

3.耐圧チューブ…約200円~

シリコンチューブよりも丈夫なチューブで、ボンベ近くの圧力が強い位置に使用します。

4.スピードコントローラー…約1600円~

ボンベから出てくるCO2の量を調節するためのものです。

レギュレーターに調節ねじが付いているものもありますが、基本的に微調整が非常に難しいため、別で購入しておくことを強くおすすめします。

5.逆流防止弁…約150円~

水槽内の水が逆流してくるのを防ぐためのものです。

添加止まった夜間などに、水が逆流したりすることがあり、ボンベやレギュレーターなどに入ってしまうと故障・事故の原因になりますので必ず使用してください。

6.シリコンチューブ…約200円

ディフューザー(拡散器)付近など、比較的圧力が少ない位置で使用します。

7.バブルカウンター…約1500円

CO2添加をする際に添加量を把握するためのものですが必需品ではありません

CO2添加の際は、バブルカウンターの中を通る気泡の感覚を目安にして”1秒間に1滴”等と表現し、添加量の目安にして調整します。

下記で紹介する”アンビリーバブル2”というディフューザーを使用すれば、バブルカウンター機能もついているので、無理にバブルカウンターがなくても良いかと思います。

8.ディフューザー…約1000円~

ディフューザーとはCO2を細かい気泡で放出するための拡散器のことで、ディフューザーがないとチューブの太さで気泡が出てきてしまい、高いCO2添加の効果が得られなくなってしまいますので必ず使用しましょう。

より効果的なCO2添加をするためには、細かい気泡を出すディフューザー選びが重要になってきます。

おすすめは”アンビリーバブル2”というディフューザーで、気泡がとても細かく丈夫なため、非常に使いやすい商品となっています。

9.プログラムタイマー…約1300円

プログラムタイマーは、指定した時間の間だけ電気を流すことができるものです。

そのため、 電磁弁一体型レギュレーターとプログラムタイマーを併せて使用することで、毎日自動でCO2添加のON・OFFができるようになります。

電磁弁一体型のメリットを出すにはプログラムタイマーは必要になります。

10.スマートプラグ…約3000円~

プログラムタイマーよりも機能が高い商品で、Wi-Fi環境下であれば専用アプリによって”遠隔操作”、”自動電源ON/OFFの設定”が可能になります。

もし照明やエアレーションなども全て自動化したいと思っているのであれば、差し込み口が複数タイプのものをおすすめします。

差し込み口が複数あるタイプのスマートプラグは、1つ1つにタイマー設定することができ、これ1つで常時起動させておくフィルターや時間指定が必要な照明・CO2添加などの管理することができるようになります。

CO2ボンベ接続の手順

接続手順
  1. CO2ボンベ ⇆ 電磁弁一体型レギュレーター
  2. 電磁弁一体型レギュレーター ⇆ 耐圧チューブ
  3. 耐圧チューブ ⇆ スピードコントローラー
  4. スピードコントローラー ⇆ 耐圧チューブ
  5. 耐圧チューブ ⇆  逆流防止弁 
  6. 逆流防止弁 ⇆ シリコンチューブ
  7. シリコンチューブ ⇆ バブルカウンター
  8. バブルカウンター ⇆ シリコンチューブ
  9. シリコンチューブ ⇆ CO2ディフューザー
  10. 準備完了
※分岐を使うと複数の水槽へCO2添加が可能となります。

必要な道具の準備ができたら、下記の手順で接続していきます。

kaido
kaido

ボンベについているバルブを開かない限りは、ガスが出てくることはありませんので安心して作業して大丈夫です。

1.CO2ボンベ ⇆ 電磁弁一体型レギュレーター

まずはじめに、CO2ボンベ(ミドボン)と電磁弁一体型レギュレーターの接続を行なっていきます。

レギュレーターが回転しない程度に締めましょう。

ガス漏れチェックポイント
  • レギュレーター側の接続部分の中にきちんとゴムパッキンが入っているか
  • レギュレーターを押した時にくるくる回らない程度まで締めているか
2.電磁弁一体型レギュレーター ⇆ 耐圧チューブ

レギュレーターのナット部分を緩めて、奥まで耐圧チューブを差し込んでからナットを締めます。

3. 耐圧チューブ ⇆ スピードコントローラー

ボンベ側から耐圧チューブをスピードコントローラーに差し込みます。

ガス漏れチェックポイント
  • チューブがきちんとスピードコントローラーの奥まで入っているか
  • 一度引き抜くとチューブに穴が開いていることがあるため注意する(何度も差し込まないようにする)
4.スピードコントローラー ⇆ 耐圧チューブ

水槽側から耐圧チューブをスピードコントローラーに差し込みます。

5.耐圧チューブ ⇆  逆流防止弁

耐圧チューブを逆流防止弁に装着します。

ガス漏れチェックポイント
  • 逆流防止弁の接続部分が壊れてガスが漏れることがあるため注意
6.逆流防止弁 ⇆ シリコンチューブ

シリコンチューブを逆流防止弁に装着します。

7.シリコンチューブ ⇆ バブルカウンター

バブルカウンターを使用する場合は、水槽の側面にあたりでシリコンチューブと接続します。

8.バブルカウンター ⇆ シリコンチューブ

側面でバブルカウンターを装着したら、再びシリコンチューブを接続します。

9.シリコンチューブ ⇆ CO2ディフューザー

ディフューザーは、水槽内の下付近に来るように設置してシリコンチューブと繋げます。

10.準備完了

これでCO2添加の準備は完了しましたので、ボンベについているバルブを全開まで開いてCO2を放出します。(バルブを開くと、レギュレーターについているメーターが動きます。)

CO2が放出されたらスピードコントローラーで添加量を調整すればOKです。

kaido
kaido

CO2添加を切り替えを自動で行うには、電磁弁を使用していることが条件で、スマートプラグと併用すると毎日設定した時間に自動でCO2添加のON・OFFが可能になります。

ガス漏れしてしまう場合

ミドボンを使用している場合、数ヶ月経ってもゲージが減ることはほとんどありませんので、もし数日や数週間以内にゲージが減っている場合はガス漏れしている可能性があります。

接続方法の途中でもガス漏れポイントを説明してきましたが、より詳しい内容は下記のボタンから確認できますので、ガス漏れに悩んでいる方はそちらをご参照ください。

美しい水草水槽にはCO2添加が必須

水草の育成に重要なCO2は、水槽内のCO2だけではどうしても不足してしまうため、美しい水草にするためにはCO2添加が必須となります。

ミドボンはコスパが非常に良く、量も多いため複数の水槽に添加することもできます。

そのため、長期で水槽管理していこうと思っている方は小型ボンベよりミドボン(大型ボンベ)が圧倒的におすすめです。

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