高い信頼性と満足度で人気のエーハイムですが、私も愛用している「エーハイムエココンフォート2232」性能や評価を解説していきます。
エーハイム エココンフォート2232の性能
適合水槽 | 45~60㎝水槽(約40~57ℓ) |
定格周波数 | 50/60Hz共通 |
定格電圧 | AC100V |
定格消費電力 | 50Hz(6W) 60Hz(8W) |
電気代(1カ月あたり) | 50Hz 約117円 60Hz 約156円 |
最大流量 | 50Hz 500ℓ/h 60Hz 550ℓ/h |
ろ過槽容量 | 約3.0ℓ |
ろ材容量 | 約1.6ℓ(ろ材コンテナ約0.8ℓ×2個 |
本体寸法(外寸) | 約205mm(直径)×320mm(高さ) |
本体重量 | 約1.8㎏ |
電源コード長 | 約1.7m |
ホース径(内/外) | 吸・排水 12/16mm |
適用 | 淡水・海水両用、屋内専用 |
エーハイムは昔から信頼性が高く、様々な種類の高性能ろ過機がありますが、中でもエーハイム2232には呼び水機能があり、初心者の方にもおすすめの機種となっています。
また、基本的に丈夫な作りのため乱暴に扱わない限り容器が破損したりすることもありません。
5つの評価ポイント
- 濾過能力
- 使いやすさ
- 静音性
- 耐久性
- カスタマイズ性
1.濾過能力★★★★☆
エーハイムの外部フィルターは基本的にどれも高い濾過能力があり、2232も下記濾過素材が入っているため十分な濾過能力があります。
活性炭フィルターパッド | 1枚 |
細目フィルターパッド | 1枚 |
粗目フィルターパッド | 1枚 |
サブストラットプロ レギュラー1L | 1個 |
ろ材コンテナ | 2個 |
ろ材容量的には45㎝水槽くらいの濾過にちょうどよく、60㎝水槽なら”エーハイム クラシック2215”がおすすめですので、詳しくは下記記事をご参照ください。
2.使いやすさ★★★★★
外部フィルターを使用する際は、呼水(濾過器内を水で満たすこと)を行う必要がありますが、この作業は慣れてしまえば数妙でできますが、初心者の方であればかなり苦戦してしまいます。
しかし、2232には”呼水機能”がついており、マルチハンドル(取手部分)を下げるだけで呼び水ができるため、初めての方でも簡単に外部フィルターを使用することができます。
また、マルチハンドルを掴んで持ち運びができるのも意外とメンテナンス作業を楽にしてくれるポイントとなっています。
3.静音性★★★★☆
基本的には作動音は静かで、水槽台などに収納した状態であれば寝室に設置しても神経質な私が問題なく眠ることができます。
ただ、「カラカラ…」などの音がする場合には水がうまく濾過器内に満たされていなかったり、ゴミや汚れが詰まり出している可能性がありますので、呼水とメンテナンスをうまく行う必要があります。
2232における前者の場合は、呼水機能があるため何度かマルチハンドルを引いたり、自然に空気が抜けるのを待てば自然と異音が収まります。
4.耐久性★★★★★
丈夫な作りのため、濾過容器が破損して水が漏れるなどは滅多に起こりません。
ただ、マルチハンドルに関しては、力の強い人が無理やり行うと破損してしまうリスクはありますので注意しましょう。
5.カスタマイズ性★★★☆☆
2232は、ろ材コンテナ2個分の容量になるため、ややカスタマ性に物足りなさを感じるかもしれません。
もちろん、とくに自分でカスタマイズして使いたいなどがなければ問題ありませんが、自分でろ材を追加したりしたいという方は、ろ材コンテナ1個分が増えた”エココンフォート2234”がありますので、こちらを使用するのがおすすめです。
あわせて欲しい道具
外部フィルターの導入と合わせて一緒に欲しいアイテムを紹介します。
換えのフィルターパット
どのフィルターでも使用しているフィルターパットの交換は必要となり、洗っても必ず限界がきます。
フィルターパットを交換しないでおくと、コケや油膜が発生し、水槽がどんどん汚れてしまいますので、必ず定期的に交換するようにしましょう。
水槽内が汚れてきた時は、フィルター内のパットが汚れてきている可能性があり、白い細めフィルターが真っ黒の時は交換のタイミングです!
プレフィルターキット
このプレフィルターキットをカスタマイズすれば、フィルターの上部で大きな汚れをキャッチできるようになるため、ろ材全てを取り出さなくても、プレフィルターキットを取り出すだけで簡単なメンテナンスが出来るようになります。
ただし、付属されているろ材コンテナ一段分を取り除いて使用する必要があるため注意が必要です。
※現在は取り扱いがあまりない状況となっています。
リリィパイプ
リリィパイプには、”強すぎる水流から水草に適した水流へと変える機能”と”見た目をよくする効果”があり、多くの人が好んで使用するパイプでもあります。
外部フィルターについてくるパイプでは、水流が強すぎることがよくあり、見た目もやや目立ってしまうため一段階上のアクアリウムを目指す人には、間違いなくおすすめの商品です。
その他のエーハイム外部式フィルター
エーハイム外部式フィルターには今回紹介した「エココンフォート」シリーズ以外にも、「クラシック」、「プロフェッショナル3」、「プロフェッショナル3e 」、「プロフェッショナル4」、「アクアコンパクト」、「エーハイムフィルター500」などの製品があり、それぞれに特徴があります。
詳しくは下記記事で解説しており、水槽サイズごとにおすすめの外部フィルターなども紹介していますのでご参照ください。
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