カワコザラガイ等のスネールをエビや水草などにダメージを与えず、完全駆除する方法を紹介していきます。

スネール
スネールとは水槽内に混入してしまった巻貝のことで、ショップから混入してくる種類としてはカワコザラガイが多い印象です。
生体などに影響を与えるわけではないためそのまま飼育する方もいますが、見栄えはかなり悪くなってしまうため嫌う方も多い生体です。
一度水槽内で繁殖してしまうと物理的に完全駆除するのはほぼ不可能なため、多くのアクアリストが経験する悩みの1つでもあります。

プラナリアZEROで完全駆除

カワコザラガイ等のスネールを安全かつ完全に駆除する方法としておすすめのなのが”プラナリアZERO”で、エビや水草等を移動させる必要がないためレイアウトを崩さずに使用することができます。
特徴としては水槽内に粉末を溶かして使用し、ソイルやフィルターの中、水草の葉の裏などに隠れている全てのスネールを対象に効果を発揮します。
そのため、物理的には出来なかったスネールの完全駆除が可能となっています。

プラナリアの駆除を謳った商品ではありますが、スーネルの駆除にも確実な効果があり、実際に私も生体や水草に影響を与えず駆除に成功しています。
注意点
熱帯魚にダメージを与える可能性
注意書きには「熱帯魚にダメージを与える可能性がある」と記載されているため熱帯魚は隔離してから使用するようにしましょう。
ただ、誤ってサイアミーズフライングフォックスが入ったまま使用してしまったときは特にダメージなどは見受けられませんでしたので、あくまで「可能性がある」という程度なのかもしれません。
具体的な使い方

- 24時間エアレーションを行う
- 50ℓに対して1gの量を投与
- 3日間投与後、1週間空ける(1サイクル)
60㎝水槽例
1巡目
1日目…スプーン山盛り2杯投与(スネールの行動が停止)
2日目…スプーン山盛り2杯投与(数匹のスネールが落下しているの発見)
3日目…スプーン山盛り1杯投与(壁面にくっついているスネールが激減)
4〜10日目…観察・換水(ほとんど活動しているスネールがいないが数匹見られることも)
2巡目
11日目…スプーン山盛り2杯投与(活動していたスネールが停止)
12日目…スプーン山盛り2杯投与(残ったスネールはほぼ落下)
13日目…スプーン山盛り1杯投与(視認できるスネールは0)
14日〜20日目…観察・換水(駆除完了)
私は2巡を行えばスネールの完全駆除ができましたが、20日目以降もスネールが現れるようでしたら、もう1巡すれば完全駆除できるかと思います。

3巡行なったこともありますが、換水なども行なっていたため私の水槽では生体や水草にダメージが与えれるようなことはありませんでした!
また、万が一エビが苦しんでいたり水草が溶けたりし出した場合は、すぐに多めの換水を行いましょう。
スネールにプラナリアZEROは効果的

プラナリアZEROを使えば水槽をリセットしたりエビや水草を隔離したりすることなくスネールの完全駆除が可能なため、非常におすすめの商品です。
効果を得るには10〜20日程の期間を要しますが、正しく使用すれば効果は確実に出ますので「水槽リセットはしたくないけどスネールは完全駆除したい!」と言う方はぜひ試してみてほしいと思います。
コメント