電源がなくてもでエアレーションができるソーラーエアーポンプの性能について紹介していきます。
メダカ水槽におけるエアレーションの必要性
メダカ水槽(屋外飼育)におけるエアレーションは、風などによって水面が揺れることで酸素が取り込まれるためなくても特に問題ありません。
ただ、メダカの飼育数が多い場合などは酸欠になってしまう可能性もあるため、その場合はエアレーションを行った方が良いでしょう。
今回紹介するエアーポンプはソーラーパネルを使ってエアレーションができるため、電気代などを気にせず使用することができます。
エアレーションによるメリットについて知りたい方は下記記事をご参照ください。
信頼できるテトラ製品がおすすめ!
ソーラー式のエアーポンプを出すメーカーはいくつかりますが、物によっては数日で使用できなくなるものなども結構あるため、信頼性の高いテトラの”メダカのソーラーブリードポンプ”がおすすめです。
詳しい特徴については下記で解説していきます。
5つの特徴
- 電源が不要
- 曇りの日でも使用可能
- 水面の揺らぎを抑えるバブルガードリングが付属
- 分岐して複数の容器に使える
- 信頼性が高い
1.電源が不要
太陽のエネルギーを使ってエアレーションを行うため、電源が不要になります。
そのため、電気代がかからないことはもちろんコンセントがないような場所でも自由にエアレーションを行うことができます。
ただ、テトラなどのようにしっかりしたメーカーのものを使用しないと数日で使えなくなったりすることも結構あるようなので注意しましょう。
2.曇りの日でも使用可能
明るさ(lx) | 使用の可否 | |
晴天 | 100,000 | ○ |
晴天の日陰 | 10,000 | ○ |
曇り | 〜50,000 | ○ |
雨天 | 〜15,000 | ○ |
屋内 | 100〜2000 | × |
テトラの”メダカのソーラーブリードポンプ”は曇り空でもしっかりエアレーションできることを謳った商品のため、10,000lx以上の明るさがあれば使用することができます。
そのため、あまり天候に左右されず安定してエアレーションを行うことができます。
ただし、曇りや雨天の際の日陰では明るさが足りなくなってしまう可能性があるため基本的に日陰になる場所は避けるようにした方が良いでしょう。
3.水面の揺らぎを抑えるバブルガードリングが付属
バブルガードリングには、エアレーションによって生まれる水流からの負担軽減と水面の揺らぎを防ぐことによって鑑賞性を守る効果があります。
メダカの元々の生息地では水流がほとんどないところであり、水流に向かって泳ぐ性質があることからあまり水の流れがあるところは好ましくないとされています。
下記画像のようにバブルガードリングを使ったときと使っていないときでは水面の揺れなどが大きく異なりますので、なるべく水流を作りたくないと言う方には便利なアイテムとなっています。
4.分岐して複数の容器に使える
日差しが強いときという条件付きになりますが、分岐させて他の容器にもエアレーションすることができます。
付属とは別売りのバブルガードリングを購入すれば三方分岐、チューブ、ストーン、バブルガードリングの4点がついているため、これ1つでエアレーション分岐に必要な道具一式が揃います。
5.信頼性が高い
アクアリウムをやっていると”テトラ”というメーカー・ブランドをよく耳にするのではないかと思いますが、本社はドイツで、日本ではスペクトラム ブランズ ジャパン 株式会社(旧テトラジャパン株式会社)として進出しています。
そんなアクアリウム業界では信頼性の高いテトラのソーラー式エアーポンプは、「数日で使えなくなった」などいったレビューも少なく、安心して使用することできます。
メダカに水草は入れた方が良いのか
- 水槽内に酸素を供給する
- メダカの隠れ家になる
- 産卵床になる
- 水を綺麗にする
- 鑑賞性が高くなる
メダカ水槽に水草を入れた場合上記のようなメリットがあり、デメリットはあまりないため個人的には多少なりとも水草を入れてあげた方が良いと思います。
屋外の場合、水草があった方が動物などの天敵から身を隠したりもできますよ!
メダカは氷点下でも越冬できる?
メダカは丈夫な種類のため、外が氷点下でも完全に凍結してしまわなければ越冬することができます。
ただし、水面が凍結するくらいであれば越冬させることができますが、メダカごと凍ってしまうような完全凍結での生存はできません。
そのため氷点下の環境でメダカを越冬させようとする場合には、完全凍結を防ぐためにも深さのある大き目の容器にいれて飼育するなどの対策が必要となります。
メダカの越冬を成功させる6つのポイントについて詳しく知りたい方は下記記事をご参照ください!
室内・屋外で夏を乗り切る7つの方法
- クーラー
- 冷却ファン
- 断熱材
- 日陰に移動
- 室温で管理
- 浮き草を使う
- こまめな換水
室内・屋外で夏の暑さを乗り切るには、上記に記載した道具の使用や管理方法を実施するのが有効です。
メダカは基本的に丈夫な種類なので、他の熱帯魚に比べて耐えられる寒さや暑さは広いですが、それでも負担はかかってしまいますので、時期に合わせた適切な管理は必須となってきます。
具体的な方法などについてはこちらで解説していますのでご参照ください。