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プラナリアZEROで駆除成功!詳しい使用方法と効果を徹底解説

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水槽内に発生する白い生物「プラナリア」の駆除には、『プラナリアZERO』がおすすめです。ここではその効果や使い方などを解説していきます。

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プラナリアZEROのメリット・デメリット

プラナリアの発生原因は、購入した熱帯魚や水草、飼育水に混入してきた場合や冷凍アカムシから混入してしまう場合などが考えられます。
そのためお店で販売している水槽にプラナリアがいないか確認したり、冷凍アカムシを与える際には食べきれる量を与えるなどの対応が大切になってきます。

自分の水槽で繁殖してしまったときの駆除方法には、物理的に潰したり、チェリーバルブなどの生体に食べさせるなどの方法がありますが、これらの方法では多少の駆除はできても完全駆除は難しいです。
そのため、完全駆除を目指す方には『プラナリアZERO』の使用をおすすめします。

この商品には、それぞれメリット・デメリットがありますので、実際に使用した経験をもとに解説していきます。

メリット

①駆除方法が楽

下記で使用方法を紹介しますが、基本的に水槽内に粉末を投入してエアーレーションを行うだけで駆除ができるため、手で潰したりするのと比べるとはるかに楽に駆除できます。

②隠れているプラナリアにも有効

即効性はあまりありませんが、水に溶かして使用するため水槽内全体に高い効果があり、流木や水草等に隠れているプラナリアの駆除を可能としています。プラナリアはスネール等と一緒で、数匹だったのが物凄い数に増えてしまう可能性もあるため、水槽全体に効果があるプラナリアZEROは、完全駆除を目指す上で有効となっています。

③お手頃価格

ネットだと約1000~1500円程で購入できるため、手が出しやすい価格となっています。
プラナリア繁殖の悩みが解決できると考えると、安く感じる人も多いのではないでしょうか。

④エビや水草を入れたまま使用できる

プラナリアZEROの嬉しいところは、エビや水草を入れたまま使用できるところで、レイアウトを崩さず駆除できるのは非常に大きなメリットです。
ただし、熱帯魚には影響が出る可能性があるため注意が必要です。

⑤スネールやヒドラにも効果がある

プラナリアZEROは、名前からプラナリアだけが対象だと思ってしまうかもしれませんが、実はスネールやヒドラにも効果があるため、併せて駆除したい方には一石二鳥となっています。

※スネールの繁殖に悩まされている方は、「スネ~ル・バスター」という商品もありますのでご興味ある方は下記記事をご参照ください。

デメリット

①熱帯魚・貝類にダメージがある

販売ショップでの注意書きには、「熱帯魚にダメージを与える可能性がある」とされていますが、あくまで可能性があるとしか書かれていないため、実際にどの程度のダメージを与えるのかはわかりません。ただ、私の経験で言うと、隔離漏れして水槽内に残っていたサイアミーズフライングフォックスという熱帯魚には、2サイクル分の投与をしても、特にダメージを受けている様子は見受けられませんでした。貝類に関しては、スネールの駆除ができる程の効果を発揮しますので、飼育しているイシマキガイなどがいる場合には隔離が必須となります。

②付属のスプーンが使いにくい

50ℓの水槽水に対して、1g(付属のスプーン2杯分)を投与すると説明分にあるのですが、その付属スプーンには計量機能がなく、正しい量を投与するのが非常に難しくなっています。
スプーン1杯と言われると、すり切りで行う人も多いと思いますが、実は写真くらい山盛りにして0.5程なので、すり切りだとかなり少ない量の投与になってしまうのです。
付属スプーンだと、かなりの誤差がでてしまうのが難点です。

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使用方法

使用方法は規定量の粉末を投与して、エアーレーションをつけておくだけなので非常に簡単です。
その際、飼育している熱帯魚や貝類を避難させるのを忘れないようにしましょう。

1サイクルを終えてプラナリアが駆除できなかった場合は、最終投与から1週間以上空けて同じサイクルを繰り返します。

60㎝水槽の場合

1サイクル

1日目…スプーン山盛り2杯投与

2日目…スプーン山盛り2杯投与

3日目…スプーン山盛り1杯投与

2サイクル(1サイクル目終了から1週間後)

11日目…スプーン山盛り2杯投与

12日目…スプーン山盛り2杯投与

13日目…スプーン山盛り1杯投与

プラナリアZEROの粉末は、若干水に溶けにくいため直接投与するだけだと暫く沈殿して残ったりします。
そのため、別の容器内で溶かしてから水槽に入れるのも一つの手です。

実際に使用した効果

1サイクル目

  • 1日目(2スプーン)…即効性はなく、プラナリアが動き回っている
  • 2日目(2スプーン)…ガラス面を這うプラナリアの数が減少
  • 3日目(1スプーン)…プラナリアの数が2.3匹しか見られない

2サイクル目(1サイクル目から1週間以上空けるように注意書きあり)

  • 11日目(2スプーン)…プラナリアが2.3匹確認できたため2サイクル目に突入
  • 12日目(2スプーン)…プラナリアが見られなくなる
  • 13日目(1スプーン)…13日目以降から現在までプラナリアが確認できなかったため完全駆除と判断

プラナリアに悩む方は試す価値あり!

全ての人が100%完全駆除できるとは言えないかもしれませんが、私の水槽内ではプラナリアの姿は完全に見えなくなる結果となりました。

少なくても手で潰したりするより高い効果があるのは間違いありませんので、プラナリアにお悩みの方は『プラナリアZERO』を試す価値は十分にあると思います。

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