エーハイムシリーズの水槽用外部フィルターからカラカラ等の異音がする3つの原因と解決方法を紹介します。
異音がする3つの原因と解決策

①ゴミ詰まり等による水流不足
おそらく一番よくあるのが、ゴミなどが詰まり水流が弱くなってしまうことでモーターから異音がするケースです。長く使用していると、水草や苔、泥などの汚れが溜まってしまい、水の流れが悪くなることでカラカラと音がし始めます。また水槽内のレイアウト変更などによってゴミが舞ってしまい、短期間でフィルターが詰まってしまうこともあります。
解決策
フィルターのゴミを取り除き、濾過材を洗って通水性をよくします。自分でフィルター内のろ材をカスタマイズしている方は、濾過材の入れすぎで水流が悪くなる場合もあるので注意が必要です。
②エア噛み
フィルター内に空気を含んでいると、モーター部分から異音がします。エア噛みの主な原因としては、吸水パイプの近くでエアーレーション、フィルターを稼働してすぐの状態、フィルター本体の配置位置が高い、の3つが考えられます。
吸水パイプの近くでエアーレーションをすると、発生させた空気をフィルター内に吸い込んでしまうことになります。また、フィルターを稼働して間もない場合は、中に空気が残ってしまっているため、異音がする場合があります。フィルターの本体の配置位置については、正しくフィルターを稼働させるために高低差が必要なため、水槽と並列して置くとうまく稼働しなくなってしまいます。
解決策
エアーレーションに関しては吸水パイプの近くでは行わないようにするだけです。
フィルターを稼働して間もない場合には、放っておいて空気が自然に抜けるのを待つか、軽く揺らして空気が抜けるように促す程度で問題ありません。
フィルター本体の配置位置については、正しくフィルターを稼働させるために高低差が必要なため、水槽の底面よりも低い位置に配置しておく必要があります。そのため、外部フィルターを使う場合には、収納場所のある水槽台の使用をおすすめします。
③故障
上記の原因に当てはまらず、正しく使用している場合には、インペラー(プロペラみたいなやつ)等の故障の可能性があり、その場合は部品を新しく買う必要があります。
故障してるかの確認方法は、直接エンペラーに傷や故障がないか確認する他に、バケツの中に水を溜め、その中にモーターがついたヘッドの部分のみをいれて作動させる方法があります。このときに異音がすればインペラーの故障が疑われます。
解決策
故障の場合は、部品の取り替えが必要になります。使用している種類のエンペラーを購入して付け替えてください。
静音性の高い外部フィルター
45㎝~水槽であれば、耐久性と静音性が高いエーハイムの『エココンフォート2232』がおすすめです。
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