メーカーや特徴などを解説しながらおすすめの30㎝水槽を紹介していきます。
水槽の種類
水槽の種類を大きく分けるとガラス水槽・アクリル水槽の2つがあり、さらにその中でフレーム水槽や曲げガラス、ハイタイプなどの種類があります。
ガラス水槽の方が一般的ではありますが、それぞれのメリット・デメリットを理解しておくとより自身に合った水槽選びができますので簡単に解説していきます。
ガラス水槽
- 透明度が高い
- 傷がつきにくい
- 変色・変形がしにくい
- 外観が美しくなる
- 他の水槽より高い
- 割れるリスクがある
- 重量がある
アクリル水槽
- 衝撃に強く丈夫
- 軽い
- そこそこ透明度が高い
- 破損時の破片の飛び散りが少ない
- 透明度が高いガラス水槽よりは見劣りする
- 変色・変形がしやすい
- 傷がつきやすい
- 高額
おすすめ30㎝水槽
アクリル水槽は高額な上に個人的にはあまりおすすめできないので、今回はガラス水槽を中心に特徴などを解説しながら紹介していきます。
個人的にはADAかアクロの水槽がおすすめで、非常に透明度が高く鑑賞性がとても高いですよ!
コスパで言えば、アクロの水槽で間違いないかと思います!
1.ADA キューブガーデン
ADAの水槽は非常に透明度が高く、接合部分もとても綺麗に仕上げられているため、鑑賞性が非常に高いです。
ただし、価格が高いこととネットで購入ができないというデメリットがあり、ADAの水槽をお求めの際は販売特約店を探して直接購入する必要があります。
2.アクロ 30 キューブ
アクロのガラス水槽には、コスパが良い”ノーマルガラス”とより透明度が高い”スーパークリアガラス”があり、初めて水槽を立ち上げる方には価格が安く透明度も高いという理由からノーマルガラスがおすすめです。
そのため、万が一「水槽サイズを変えたい」「水槽を傷つけてしまっった」などが起こっても最小限の出費で済みます。
他メーカーと比較してもノーマルガラスの透明度は高いため、個人的にはADAかアクロシリーズの水槽をよく使用しています!
その他のアクロ水槽シリーズ一覧はこちら。
3.アクロ スーパークリア30 キューブ
先に紹介したアクロのノーマルガラス水槽よりもさらにグレードが高い”スーパークリアガラス”で、ガラスには純度が高い石英ガラスが使われており、透明度だけで言えばADAの水槽にも負けないくらい美しく、コストパフォーマンスが高い水槽です。
接合部分に関しては当たりはずれがあるようで、ADAには及ばないものの使用していて気になることはありません。
透明度ではADAに次いでアクロ、GEX、寿工芸の順で高い印象です!
4.アクロスーパークリア30 フラットタイプ
高さが10㎝程しかないアクロのスーパーガラスを使用したフラットタイプで、下記画像のように流木や石などが飛び出したレイアウトと相性がとても良い水槽です。
メダカの飼育などにもおすすめで、上からも生体の鑑賞をすることができるおすすめの水槽となっています。
水槽が小さい分、圧迫感も減るためより自然感やおしゃれ感が演出されますよ!
5.アクロ スーパークリア30 ハイタイプ
キューブ水槽よりも高さが10㎝高いハイタイプのアクロ スーパークリア水槽で、大きめの石や流木でのレイアウトが組みやすくなっています。
また、キューブ水槽よりも背の高い水草などが育成しやすいため、ロタラ種などの上に成長していく水草を育成したいと考えている方は、ハイタイプにするのもありかと思います。
6.アクロ スーパークリア30 前面曲げ
前面が曲げられて作られたアクロのスーパークリアガラス水槽で滑らかな見た目が特徴です。
前面から側面にかけてガラスを曲げて作られているためシリコン等を使用する必要がなく、その分水槽が綺麗に見えます。
ただ、見る角度によっては歪んで見えたりするため、好みが分かれる水槽でもあります。
7.GEX グラステリア 300キューブ
GEXの接合部分が美しく作られたガラス水槽で、個人的にはアクロに次いで透明度が高い水槽だと感じており、十分な鑑賞性があります。
シリコン部分も綺麗に作れている方で、鑑賞していて気になることはあまりないかと思います。
ADAやアクロと並べて比較すると透明度の違いを感じることはあるかもしれませんが、GEXの水槽も十分透明度が高いですよ!
8.GEX ラクテリア 30㎝水槽
水槽に換水システムを搭載させたGEXの水槽で、換水を楽に行うことができるのが特徴です。
レバーを操作するだけで簡単に水を抜くことができるため、換水作業が面倒だと思う方におすすめとなっています。
ただし、換水だけでは底に溜まった汚れが取れないため、換水を続けたとしても必ず水が汚れて水槽のコケや藻などが大量発生するようになってしまいます。
そのため、プロホースなどを使って定期的に底の方に溜まった汚れを取り除く作業等は必要になります。
また、フィルター掃除も必要な作業であることは変わりありませんので、あくまで”換水”が楽になる水槽であるということは理解しておきましょう。
9.寿工芸 クリスタルキューブ 300
寿工芸の30㎝キューブ水槽で、比較的低価格で購入できるため「とりあえずアクアリウムを始めてみたい!」という初心者の方におすすめです。
安さはトップクラスで、性能面でも決して悪いわけではないため、人気が高い水槽となっています。
10.寿工芸 ガラスの水景
寿工芸の背が低くなったロータイプ水槽で、アクロのフラットタイプ水槽よりも4㎝高さがあります。
アクロのフラットタイプ水槽同様に「流木などが飛び出したアクアテラリウムを行いたい」という方や「小型魚が広く泳いでいる姿がみたい」という方におすすとなっています。
また、コケリウムなどに使用している方も多く、幅広い使い方ができる水槽と言えます。
個人的には水槽の低さを生かして流木や石などで陸を作り、水上葉などで自然感を出したレイアウト作りがおすすめです!
タイプ別おすすめ水槽
透明度・デザイン・性能を重視する方
- ADA キューブガーデン
- アクロ スーパークリア30 キューブ
- アクロスーパークリア30 フラットタイプ
- アクロスーパークリア30 ハイタイプ
- アクロ スーパークリア30 前面曲げ
- GEX ラクテリア 30㎝水槽
透明度・デザイン・性能を重視する方には上記水槽がおすすめで、その中でも個人的にはADA キューブガーデンかアクロのキューブ水槽やフラットタイプがおすすめです。
なるべく低価格を求める方
コスパを重視するなら上記の中でも”アクロ 30 キューブ”がおすすめで、スーパークリアには劣るものの十分な透明度があり、価格も安いためコスパはかなり良いかと思います。
また、今回紹介した現段階で最も安いのは”寿工芸 クリスタルキューブ300”となっています。
30㎝水槽におすすめのフィルター
30㎝水槽に最もおすすめするフィルターは、エーハイムの外部式フィルター クラシック2213で、濾過能力が高く、スピンパイプと組み合わせることで30㎝水槽に適した水流を作ることができます。
ただ、2213の適合サイズは45〜70㎝水槽のため、スピンパイプを使用しないと水流が強くなりすぎてしまいますので必ずスピンパイプを使用するようにしましょう。
逆に言えば、水槽に対して適合サイズが大きいフィルターを使用するということは、より高い濾過効果を得られるということになります。
スピンパイプとは、ガラス製のおしゃれなデザインの吸水・排水パイプで、強過ぎる水流を適度な水流に変えてくれます。メリットなどを確認したい方はこちら。
30㎝水槽におすすめLED照明
- アクロ TRIANGLE LED GROW
- アクロ TRIANGLE LED VIVID
- Chihiros WRGBⅡ
- Chihiros WRGBⅡ PRO
- ChihirosCⅡ RGB
- 太陽光LED LIGHT AMATERASLED
- LUNA LED LIGHT TSUKUYOMI LED
- nano LEVIL WHITE
安いだけで性能が悪い照明も多くあるため、本当におすすめできる30㎝水槽用のLED照明を紹介していきます。
上記に挙げた照明はどれも性能が良いものになっており、水草がしっかり育ち価格も抑えられたアクロの照明シリーズはコスパが最も優れています。
また、Chihirosが出すLED照明は性能がかなり高く、水草がよく育つのはもちろん、スマホアプリで調光やタイマー設定ができる優れものです。
各照明の詳しい性能や特徴などは下記記事で紹介していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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