吸着系なのに水草が激育ち！”育つソイル”をおすすめする5つの特徴！

アクアテイラーズオリジナルのソイル”育つソイル”をおすすめする5つの特徴を紹介していきます。

大地の恵み 育つソイル

”育つソイル”とはアクアテイラーズ社が出すオリジナルソイルのことで、吸着系ソイルなのに水草がよく育ち、赤系水草も鮮やかな赤色に成長させることができる優秀なソイルです。

初心者の方はもちろん、水草を綺麗に育ていたいという方にもおすすめとなっています。

5つの特徴

1.初期の濁りが少なく透明度が高い

育つソイルは初期の濁りが少ないため、立ち上げ後、フィルターを稼働させて数時間で透明になります。

そのため管理が楽になり、初心者の方でも立ち上げやすいソイルとなっています。

2.pHやGHを下げ、多くの水草が好む水質にする

ソイルの特徴とも言えるのがpH（ペーハー）やGH（硬度）を下げる効果で、多くの水草や熱帯魚が好む弱酸性の軟水に近づけてくれます。

水草にとって水質は非常に重要で、どんな良い照明を使ったり、CO2・液肥添加を行ったりしてもpHや硬度が高かったりすると調子を大きく崩して、かなり状態が悪くなってしまいます。

それほど水質は重要であり、pHや硬度を下げるソイルは栄養面以外でも水草との相性が抜群となっています。

水質チェック

水質	解説	理想数値※
pH（水素イオン濃度）	数値によって酸性～アルカリ性を示す	6.0前後（弱酸性）
KH（炭酸塩硬度）	この数値が低いとｐＨが下がりやすい	3°dh以下
GH（総硬度）	軟水・硬水の判断	3°dh以下（軟水）
NO2（亜硝酸塩）	生体に有害な物質	0mｇ/Ｌに近い程良い
NO3（硝酸塩）	NO2が分解されたもので毒性は下がる	0mｇ/Ｌに近い程良い
CL2（塩素）	水道水に含まれており熱帯魚やバクテリアに有害	0mｇ/Ｌに近い程良い

水質のチェックには、水に1秒浸けるだけで複数の項目が簡単に確認できるテトラの試験紙がおすすめです。

測定器などもありますが一般の方であればそんな頻繁に水質を測定したりする必要もなく、高額な測定器が無駄になってしまいますので、複数の項目が簡単に測定できる試験紙が手軽で良いと思います。

水槽の水質測定におすすめ！アプリ記録もできるテトラ試験紙の使い方！

6項目の水質検査ができるテトラ試験紙の使い方や精度などについて解説していきます。 【テトラ】テスト6in1試験紙とは 水質解説理想数値※pH（水素イオン濃度）数値によって酸性～アルカリ性を示す6.0前後（弱酸性）KH（炭酸塩硬度）この数値が...

aquakaido.com

2023.10.31

3.コケが生えにくい

育つソイルは吸着系ソイルであり、そこまで栄養豊富となっていないため栄養系ソイルのように多くのコケが発生したりはしません。

コケは水草が消費しきれなかった栄養を使って成長するため、栄養系ソイルの場合は高頻度の換水やコケ取り生体の導入などの対策が必要になりますが、育つソイルはコケの発生が少ないため管理が非常に行いやすくなっています。

4.水草がよく育つ

吸着系ソイルでありながら育つソイルは、名前通り水草がよく育つソイルとなっており、吸着系ソイルと栄養系ソイルの良いとこ取りしたようなソイルです。

上記の画像は育つソイルを使用したアクアテイラーズの水槽ですが、ロタラ種やクリプトコリネ種などがかなり状態よく育っているのがわかるかと思います。

育つソイルを使った水槽の成長記録などはアクアテイラーズのブログでも紹介していますのでご参照ください。

5.ノーマルとパウダーの2種類がある

育つソイルは特殊な軟焼結製法で造られた天然100％の底床素材で、ノーマルとパウダーの2種類があります。

私はノーマルソイルだけで十分派ですが、抜けやすい水草を植える場合などにはパウダーソイルがおすすめです。

パウダーソイルを使用する際のポイントとしては、ノーマルソイルの上に轢いて使用することで価格を抑えつつ長期的に使用しやすくなります。

吸着系の中でもトップクラスの育ち！

育つソイルは吸着系ソイルの中でもトップクラスの育成能力があるソイルで、名前負けしないその実力で水草を元気に育成させます。

栄養系はリベラソイルがおすすめ！

栄養系ソイルの中では、水草がよく育ち長期維持もしやすい”リベラソイル”がかなりおすすめです。

立ち上げもスムーズに行き、非常に使いやすいソイルとなっています。

栄養豊富なADAのアマゾニアソイルが欲しいけどなかなか入手できない場合は、代役としてリベラソイルを使用してみてはいかがでしょうか。