水草育成に適した栄養系のソイル”リベラソイル”をおすすめする6つの特徴を解説していきます。

リベラソイル

粒サイズ | 1.5mm〜3mm |
pH | 6~6.5 |
色 | 黒~茶 |
デルフィスが出すリベラソイルは、長期維持もしやすく、初心者からベテランまでおすすめの栄養系ソイルです。
栄養系ソイルの種類は少ないですが、その中でもリベラソイルはかなり優秀です。

今までアマゾニアソイルなどいろんなソイルを使ってきましたが、個人的に栄養系ソイルを使用するなら”リベラソイル”、最後の方でも後述しますが吸着系なら”育つソイル”を使用します。
おすすめする6つの特徴
- 立ち上げ初期から水の透明度が高い
- 水草に必要な栄養がしっかり入っている
- ソイルが崩れにくく、通水性が高い
- 長期間に渡って水草が元気に育つ
- 多くの水草が好む弱酸性・軟水にする
- 水草が植えやすい
①立ち上げ初期から水の透明度が高い
リベラソイルは、水を入れた直後も濁りが少なく、アマゾニア等にも比べて立ち上げ初期の濁りがかなり少ないです。
また、栄養系の特徴でもあるアンモニアの発生も緩やかなため、初心者でも管理がしやすいです。
②水草に必要な栄養がしっかり入っている
窒素や微量元素などを豊富に含んだ国産100%のブレンドソイルを使用しているため、アマゾニアにも引けをとらないくらい水草が元気に成長します。
下記の写真はアマゾニアVer.2を使ってから3カ月程で栄養不足となって白化してしまったポゴステモン・ヘルフェリーです。

このようにソイルの栄養が少ないと、水草に”白化”という現象がみられることもありますので、水草水槽にとってソイルは非常に重要な存在であることがわかります。
③ソイルが崩れにくく、通水性が高い
リベラソイルには適度な硬さがあるため崩れにくく、水草の根が張りやすい特徴があります。
また、通水性が高いため根腐れしにくく、水草が元気に成長していきます。
④長期間に渡って水草が元気に育つ

リベラソイルは保肥製に優れているため、水草が根から栄養分を効率よく吸収し、長期間に渡り好調をキープしてくれます。
ソイルの栄養がなくなった場合は、リセットするか、液肥や固形肥料を使って管理していくことになりますので、ソイルの寿命が長いことは嬉しいメリットです。
⑤多くの水草が好む弱酸性・軟水にする
ソイルには多くの水草が好む弱酸性の軟水に傾けてくれる特徴があります。
リベラソイルは、pHを6.0~6.5(弱酸性)程にしてくれますので、栄養面だけではなく、水質調整としても需要な役割を担ってくれます。
逆にアルカリ性の硬水になってしまうと、黒くなったり枯れたりしてしまうため水質は非常に重要です。
よくあるのは、硬度を上げてしまう石等を使って水草の調子が崩れてしまうパターンで、下記の石を使ってレイアウトを組む場合は、非常に水質管理等が難しくなりますので注意しましょう。
- 龍王石
- 青龍石
- 昇龍石
- 青華石 等
⑥水草が植えやすい
粒に重さがあるため、水草が植えやすいです。
パウダーソイル等を使用しなくても前景草をしっかり植えることができるため、とても使いやすいソイルとなっています。
リベラソイルは優秀!
リベラソイルは数少ない栄養系ソイルの1つで、その中でトップクラスの優秀さを誇ります。
栄養がしっかりあって水草が元気に育つ上に、アンモニアの発生や濁りも少ないため立ち上げ初期が非常に楽です。
長期にわたって水草がもりもりと育ちますので、水草水槽に力を入れたいという方には、おすすめのソイルとなっています。
”育つソイル”も非常におすすめ

吸着系ソイルではありますが、アクアテイラーズが出す”育つソイル”が非常におすすめで、栄養系ではないのに水草がよく育つという優れたソイルです。
たしかに栄養系ソイルの方が多くの栄養は含まれています。
しかし、実際に栄養系ソイルを使ってみるとコケもたくさん生えてしまうという方も多いのではないでしょうか。
コケが生えるということは水草が栄養を消費し切れず、コケが消費できる栄養を残したということになりますので、”栄養が無駄になっている”とも言えます。
水槽を綺麗に保つためには、栄養量と消費量のバランスが大事になりますので、水草水槽であっても栄養系ソイルが必ずしも適しているとは言い切れません。
その点、”育つソイル”は栄養量が程よく多く、実際に上記画像のように水草が生き生きと育ってくれます。
したがって、水草水槽で栄養消費量が多い場合は”リベラソイル”、水草水槽でもリベラソイルだとコケが多く発生してしまいそう場合は”育つソイル”を使用すると綺麗な水草水槽を作りやすいです。
育つソイルについて詳しく知りたい方は下記記事をご参照ください。
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