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【効果抜群】スネールを完全駆除するために有効な3つの方法を紹介!

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カワコザラガイなどのスネールを完全駆除するために有効な3つの方法を紹介していきます。

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スネールとは

スネールとはカワコザラガイ・サカマキガイ・モノアラガイ等の貝類を指し、放っておくだけで大量繁殖して外観を損ねてしまうことから厄介者として扱われることが多いです。

ただし、同じ貝類でも石巻貝などは淡水環境だと自然には増えないため、コケ対策として飼育している方も多い種類になります。

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駆除に有効な3つの方法

  • プラナリアZERO
  • スネールバスター
  • 水槽リセット

1.プラナリアZERO

スネールの完全駆除としておすすめなのが”プラナリアZERO”で、水草やエビなどを隔離せず使用できるのが特徴です。

本来はプラナリアなどの駆除として非常に効果的な商品ですが、貝類にも効果を発揮することができ、継続的に投与することで駆除していくことが可能となっています。

ただし、私は”完全駆除”できましたが「駆除できたひと」と「しばらくするとまた復活したひと」がおり、賛否両論の商品であるようです。

詳しい使い方については下記記事をご参照ください。

2.スネールバスター

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スネールバスター”は前述したプラナリアZEROよりもさらに効果が高く、水草やエビ、熱帯魚にも影響を与えずスネールを完全駆除できる商品です。

こちらは「完全に駆除できた」という人の口コミが多く、スネールの駆除方法としては最もおすすめだといえます。

ただし、安全と謳ってはいるものの、説明書に記載された《使用経験のある方》の用量で使用したところ水槽内が壊滅的な状態になったことがあるため、プラナリアZEROよりはリスクが高くなっています。

説明書に記載された《初めて使用する方》の用量で使用すると無事完全駆除できたため、スネールバスターを使用する場合は注意しましょう。

他にも除去剤はありますが使用した除去剤の中で、水草や生体たちを入れたまま使えるタイプかつ効果を感じることができたのはプラナリアZEROとスネールバスターの2つですので、なるべく水槽内に影響を与えずスネールを駆除したいという方はお試しいただければと思います。

3.水槽リセット

薬品を使わずにスネールを完全駆除するためには、水槽をリセットするしか今のところ手段はありません。

リセットする場合には中途半端に行うと再びスネールが復活してくるため、基本的に新しいレイアウト素材を使うのが望ましいです。

もし、今まで使用していたアクア用品やレイアウト素材を再び使いたい場合は、以下の対応が必要になります。

生体

隔離した生体や飼育水にスネールや卵が付着・混入していないか確認してから新たに立ち上げた水槽へ入れる。

水草

水草を使用する場合には”水草その前に”を使用し、スネールを駆除してから使用するようにしましょう。

あるいは、すぐに立ち上げた水槽に使用する予定がない方は、時間が掛かるものの一度水上化させてから使用するのも1つの手です。

濾過フィルター

濾過フィルターなどは、洗ったあとよく乾燥させてから使用するようにしましょう。

もし、洗ってすぐに使用してしまうとろ材などに隠れていたスネールが再び繁殖してしまうため、確実に乾燥させて使用してください。

リセットを機に新しい濾過フィルターを導入しようと考えている方は、エーハイム製の外部式フィルターがおすすめですので、性能や水槽サイズごとにおすすめの機種については下記記事をご参照ください。

底砂や流木など

底砂や流木にはスネールがたくさん隠れていますので、煮沸させてしっかり乾燥させてから使用する必要があります。

もし、ちょっと洗っただけですぐに使用してしまうと高確率でスネールが復活してきます。

駆除効果を高める方法

  • プロホースを使用した換水
  • コケ取り生体の飼育
  • 弱酸性の軟水

紹介したプラナリアZEROやスネールバスターは、スネールに対して致死性の高い薬品ではなく、一時的にしびれさせて餓死させるのが狙いのため、駆除効果を高めるには痺れて落下しているスネールを吸い上げる”プロホースを使用した換水”と動けずにいるスネールを捕食する”コケ取り生体の飼育”が有効です。

また、貝類は弱酸性の水質だと生存・繁殖しにくくなりますので、水質は弱酸性の軟水にするとより駆除に効果的です。

プロホースを使用した換水

プロホースであれば、ソイルなどの底砂を吸いまずに動けなくなったスネールだけを吸い込むことができるため、より駆除効果を高めることができます。

ソイルの中にまでいるスネールも吸い上げられる上に、普段の換水時も底に溜まった汚れなど吸い上げてくれるため、持っていて損はないメンテナンス用品となっています

コケ取り生体の飼育

普通の熱帯魚たちも動けなくなったスネールを食べてくれたりしますが、コケ取り生体たちも活躍してくれます。

コケ取り生体であれば、スネールがいなくなったあとも”コケ取り”としての仕事を果たしてくれるため、より綺麗な水槽作りに貢献してくれます。

中でもコケ取り能力が高いサイアミーズフライングフォックスは、弱った貝類もしっかり食べてくれるためおすすめです。

弱酸性の軟水

殻の主成分が炭酸カルシウムである貝類は弱アルカリ性の硬水だと繁殖しやすくなってしまいますが、逆に弱酸性の水質だと殻が溶けて生存・繁殖しにくくなるため、水質は弱酸性の軟水にするとより駆除に効果的です。

ソイルなどを使用していると弱酸性の傾きやすくなりますが、それでもpHなどが高い場合は”pH調整剤”を使って硬度やpHを下げる方法もあります。

生体だけでは完全駆除できない

よくスネールを食べる生体としてアベニーパファーなどの熱帯魚が挙げられますが、生体だけではスネールの完全駆除はできません。

捕食自体はしてくれるため効果がないわけではありませんが、完全駆除を目指す方にとっては有効な手段とは言えません。

そのため、リスクはあるものの完全駆除を目指す場合は今回紹介した3つの方法が効果的な方法となっています。

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