ロタラインディカの育成条件や美しい赤色にさせるコツを解説していきます。
ロタラインディカとは
学名・流通名:Rotala rotundifolia
ロタラ系の仲間で、赤い葉を展開させることができます。
よくある赤系のロタラを比較すると、ロタラロトンディフォリアより赤くなりやすく、ロタラH’raより赤くなりにくい種類です。
ロタラロトンディフォリア < ロタラインディカ < ロタラH’ra
育成環境
〇育成難易度★★☆☆☆
育成難易度は低く、弱酸性の軟水ではあれば問題なく成長します。
しかし、ロタラインディカの特徴である赤色を引き出すためには光量や栄養分などが重要となるため、初心者には難易度が上がってしまいます。
〇光量
- 高光量がおすすめ
赤くさせるためには高光量が必須となります。
〇CO2
- CO2添加がおすすめ
美しい赤にさせたり、調子をあげたりするのにはCO2添加は必須です。
〇水温
- 20〜28度
〇水質
弱酸性pH6.0前後
- 軟水
〇活着
- ほぼしない
〇増やし方
- 差し戻し
美しい赤色にさせるためのコツ
ロタラインディカを赤くさせるためには、高光量・CO2添加・鉄粉添加の3つが重要になり、特に光量は赤の強さに大きく影響します。
また、高光量の照明を使ってCO2添加を行い、鉄分も補給しているのにいまいち水草が赤くならないという方は、そもそも水質が合っていない場合や基本的な栄養自体が足りていない可能性があります。
その場合はいくら照明を強くしたり、鉄分を補給したりしても綺麗な赤色の葉に成長させることはできませんので、まずは水質を測って環境を見直すようにしましょう。
水質測定の結果、pHやKh、GH等が高かった方や測定していないけどいまいち水草の調子・成長が良くないという方はこちらの記事をご参照ください。
真っ赤なロタラを楽しもう!
ロタラインディカは、育成自体は簡単ですが、真っ赤にさせるとなると少しコツがいるため、奥が深い水草です。
赤い葉へと成長していく過程はとても楽しく、真っ赤にさせることができれば、より美しい迫力のある水槽になりますので、ぜひ赤いロタラの育成にチャレンジして欲しいと思います。
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