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【ミクロソリウム・ナローリーフ】細葉の茂みが魅力!育成成功させる3つのコツ!

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ミクロソリウム・ナローリーフの育成条件や増やし方、綺麗に育成するコツ等を解説していきます。

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ミクロソリウム・ナローリーフとは

学名・流通名:Microsorum sp.

ミクロソリウム・ナローリーフとは、ミクロソリウムの仲間で細長い葉を展開していくのが特徴です。

成長速度は遅く、トリミングに追われるようなことはありません。

中景草として人気の水草で、茂みを作ってあげると自然感を強めることができます。

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育成環境

〇育成難易度★☆☆☆☆

基本的に丈夫な水草で、水質や光量に対しても幅広く対応します。

ただ、高水温や通水性が悪い環境では、シダ系植物特有のシダ病にかかってしまうことがありますので注意が必要です。

〇光量

  • 低光量でも可

〇CO2

  • 添加なしでも可

〇水温

  • 20~26度

〇水質

  • 弱酸性~中性(pH5.5~7.0)
  • 軟水~中硬水

〇活着

  • 流木や石に活着させるのがおすすめ

〇増やし方

  • 株分け
  • 葉から子株が発生

葉が古くなったり傷んだりしてくると、その葉から子株が出てきます。子株が出てきたらすぐに古い葉からはがしても良いですが、2~3㎝くらいまで大きくなってからはがした方がソイルに植えたり流木等に巻き付けやすくなります。

育成成功させつ3つのコツ!

3つのコツ
  • トリミングする
  • 硬度を上げ過ぎない
  • 通水性を良くする

ミクロソリウム・ナローリーフを美しく育成するには、トリミングと環境・水質の管理が大切になります。

①トリミングする

古くなった葉や傷んだ葉があれば積極的に切り落としていきましょう。

切り落とす時はなるべく根本の部分から切り落とすようにしてください。茎や葉の途中から切ってしまうと見栄えが悪くなったり髭苔の発生に繋がってしまいます。

トリミングを行うことで見栄えが良くなり、古くなった葉や傷んだ葉に栄養を送る必要がなくなりますので、より美しい状態にすることができます。

②硬度を上げ過ぎない

多少硬度が上がる分には問題ありませんが、硬度の値が高くなり過ぎるとゴワゴワした硬い感じの葉になり、本来の美しさが損なわれてしまいます。

硬度(GH)が5、6°dhくらいになると成長が悪くなる可能性があり、8°dh以上にもなると黒くなってまともに育つことは難しくなります。

普通にソイルを入れて育成していれば、GHが高くなることはほぼありませんが(地域の水道水の硬度が高い場合を除く)、下記の石を使っているとGHを上げてしまうので注意しましょう。

GHを大きく上げる石
  • 龍王石
  • 青龍石
  • 昇龍石
  • 青華石 等

GHが高いときの対策としては、”硬度を上げる石を使わないこと”と”硬度高い地域の水道水での換水を控えること”です。

一応、ADAの「ソウフナイザー」という硬度を下げる製品なども存在しますが、費用が掛かる上に入手も簡単ではないため、あまりおすすめしません。

もし石をたくさん使ったレイアウトを組みたい場合は、水質のほとんど影響を与えない溶岩石”と”気孔石を使用すると良いです。

③通水性を良くする

通水性が悪いと”シダ病”にかかりやすくなったり、汚れが溜まって調子を崩してしまうことがありますので、ナローリーフの根元にフィルターの排水を当てるようにして通水性を良くしましょう。

水槽サイズにあった外部式フィルターを使用すると、水の流れを作り、ろ過もしっかり行ってくれるのため一石二鳥です。

シンプルな細葉の群生は美しい!

ミクロソリウム・ナローリーフは同種のプテロプス等と違って葉が細く、60㎝以下の水槽で群生させてもあまり圧を与えないため、レイアウトとして非常に使いやすいです。

シンプルで細い葉のラインがとても魅力で、自然感も出してくれるためおすすめです。

個人的にはミクロソリウムの中で一番好きな種類です。

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