陰性・陽性水草の育成にも最適な調光ができるLED照明9選を紹介していきます。
調光機能のメリット
- 自分の好きな光にできる
- 水草に適した光量を作り出す
- コケ発生など水槽環境に合わせて調整ができる
- リセット後の新しい水槽にも使いやすい
調光ができるLED照明の最大のメリットは、”最適な光”を作り出せることです。
例えば、高光量を必要としない陰性水草は、光量が少なすぎると成長が遅くなりすぎたり、逆に光量が多すぎると成長阻害となって調子を崩したりしてしまうため、意外と最適なLED照明を見つけ出すのが難しかったりします。
しかし、調光ができるLED照明であれば水草の状態を観察しながら”最適な光”を作り出していくことができるため、水草水槽にはかなりおすすめです。
リモコンで操作するタイプもありますが、近年ではスマートフォンアプリで調光ができる高性能LED照明があり、様々な用途に合わせて最適な明るさや色合いを作り出すことができます。
調光できるおすすめLED照明9選
- Chihiros WRGBⅡ
- Chihiros WRGBⅡ SLIM
- ChihirosWRGBⅡ PRO
- Chihiros RGB VIVIDⅡ
- Chihiros CⅡ RGB
- ONF Flat One+
- FLAT NANO+
- GEX LED FLUVAL PLANT
- ゼンスイ MULTI COLOR LED
スイッチを切り替えて単純に赤や青などに切り替えができるような照明ではなく、リモコンやスマホアプリで何万通りの細かい調光ができるLED照明を紹介していきます。
1.Chihirosチヒロス WRGBⅡ
明るさ(60㎝水槽用) | チップ | およその価格 |
4500ルーメン | RGBチップ | 約27000円 |
Chihiros WRGB2とは中国の会社が出す高性能LED照明で、スマホアプリで”100万通りの調光”や”タイマー設定”ができる機能が備わっており、応用することで朝日や夕日などのシーンを再現させること等もできます。
また、”水草がよく育つ”ことはもちろん、チップには”RGBチップの使用”を使用しているため下記画像のように水槽内をより鮮やかに照らし出します。
別売りのアクリルスタンドでおしゃれにカスタマイズを使用することもでき、さらに専用ワイヤーを用意することで吊り下げ照明としても使用することができるため、汎用性も高いLED照明となっています。
性能や価格から、個人的には1番使いやすくおすすめのLED照明です。
2.Chihiros WRGBⅡ SLIMスリム
明るさ(60㎝水槽用) | チップ | およその価格 |
2400ルーメン | RGBチップ | 約18000円 |
WRGB2同様アプリによる調光機能が備わっており、光量を抑えた点と寿命が約50000時間程もある点が主な違いです。
そのため陰性水草メインの水槽など、あまり高光量を必要としない水槽におすすめのLED照明となっています。
3.Chihiros WRGBⅡ PROプロ
明るさ(60㎝水槽用) | チップ | およその価格 |
6630ルーメン | RGBチップ | 約36000円 |
今度は逆にWRGB2をさらに強化したタイプのChihiros製LED照明で、その明るさは6630ルーメンもあります。
調光機能などの基本的な性能は一緒ですが、大きく違う点は、チップ(RGB3in1)がRGB4in1に変わったことです。
他のChihirosの照明は、1つのチップの中に赤(R)・緑(G)・青(B)の3色が入っていましたが、PROでは新たに白が追加された4in1チップになっており、より自然な見え方となりました。
いまいちWRGB2シリーズの違いや使い分けなどがわからないという方はこちらの記事で詳しく解説していますのでご参照ください。
4.Chihiros RGB VIVIDⅡビビットツー
明るさ(60〜90㎝水槽向き) | チップ | およその価格 |
5500ルーメン | RGBチップ | 約40000円 |
60〜90㎝水槽サイズ向けのChihiros製吊り下げ型LED照明で、ADAが出す”ソーラーRGB”に負けない性能を誇っています。
Chihirosが出す他のLED照明同様、”調光”や”タイマー機能”などソーラーRGBにはない高性能な機能が搭載されていながら価格は半額ほどで購入できるという驚きのコストパフォーマンスを誇ります。
ソーラーRGBは高すぎて手が出せなかったという方は、水草がよく育ち、むしろ「性能が上では?」と思うほどの性能を持つVIVID2の使用も検討してみてはいかがでしょうか。
下記の専用シェードを使うことで照度をさらにあげることができますよ!
5.Chihiros CⅡ RGB
明るさ(30㎝以下の水槽向き) | チップ | およその価格 |
1580ルーメン | RGBチップ | 約18000円 |
小型水槽向きの”調光”や”タイマー設定”が可能なLED照明で、専用スタンドを使用することでボトル水槽などに使用することもできます。
アームスタンド型の設置方法になっているため、アクアテラリウムやオープンアクアリウムなどのように水槽から水草などが飛び出した水槽作りにも向いています。
また、光量は1580ルーメンあり、30㎝水槽などの小型水槽には十分な明るさとなっています。
6.ONFオーエヌエフ Flatフラット Oneワン+
明るさ(60㎝水槽用) | チップ | およその価格 | |
Warm&White | 5600ルーメン | 独自のColorFull LEDチップ(赤白系色) | 約47000円 |
Blue&White | 4500ルーメン | 独自のColorFull LEDチップ(青白系色) | 約47000円 |
Flat One+は、ONFという台湾の会社が作る照明で、Flat One+(Warm&White)とFlat One+(Blue&White)の2種類があり、さらにスタンド型と吊り下げ型のものに分かれているため全部で4タイプのLED照明があります。
Chihirosと同様にスマホアプリで”調光”や”タイマー設定”ができる次世代型の照明で、照明チップにはLEDとRGBの特徴が合わさったONF独自の”ColorFull LED”が使われており、高彩度の光色が出せます。
また、デザイン性の高さも特徴の1つで、照明と一体となったシェード部分の暑さはたったの3㎜しかなく、スタイリッシュなその見た目は数々のデザイン賞を受賞するほどおしゃれなデザインとなっています。
7.FLAT NANOナノ+
明るさ(30㎝以下の水槽向き) | チップ | およその価格 |
1300ルーメン | 独自のColorFull LEDチップ | 約16000円 |
ChihirosのCⅡ RGBにも似た照明で、スマホアプリによる”調光”や”タイマー機能”が備わっています。
Flat One+同様に独自のColorFull LEDチップを使用しており、水槽内を美しく照らしてくれます。
また、1300ルーメンも小型水槽には十分な明るさとなっており、おしゃれかつ優秀なLED照明となっています。
8.GEXジェクス LED FLUVALフルーバル PLANTプラント
明るさ(60㎝水槽用) | チップ | およその価格 |
2350ルーメン | LEDチップ | 約27000円 |
フルーバル プラントは、スマホアプリにて”調光”や”タイマー設定”を行うことができます。
2350lmの明るさに対して価格は約27000円とやや高めではありますが、高さがでないアーム式タイプの設置方法を採用したりなど独自性のある照明となっています。
9.ゼンスイ MULTIマルチ COLORカラー LED
明るさ(60㎝水槽用) | チップ | およその価格 |
1800ルーメン | LEDチップ | 約10000円 |
リモコンで”調光”ができるLED照明で、紹介してきた照明と比較すると性能は劣ってしまいますが、その分価格は1万円以下で購入することができます。
植物の育成に重要な赤や青の波長を含んでおり、陰性水草だけの水槽であれば十分な性能となっていますので、目的が一致すればかなりコスパが良い照明かと思います。
本当におすすめできる高性能LED照明
- アクロ TRIANGLE LED GROW
- アクロTRIANGLE LED GROW Pro
- アクロ TRIANGLE LED VIVID
- Chihiros WRGBⅡ
- Chihiros WRGBⅡ PRO
- ChihirosRGB VIVIDⅡ
- Chihiros CⅡ RGB
- 太陽光LED LIGHT AMATERASLED
- ONF Flat One+
- TWINSTAR LIGHT S-LINE
- nano LEVIL WHITE
- ソーラーRGB
上記照明は、実際に使用した経験などを元に「本当におすすめできる高性能なLED照明」となっております。
今回の記事と重複した照明もありますが、逆に言えば今回紹介したLED照明も本当におすすめできる性能の高いLED照明ということになります。
詳しい性能や特徴などは下記記事で詳しく解説していますのでご参照ください。
価格からLED照明を探したいという方はこちらの記事をご参照ください。
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