アクロのLED照明 トライアングル グロウ・プロ・ブライト・ビビットの4種類の性能を比較し、それぞれの特徴や違いについて解説していきます。
アクロ トライアングルLED照明4種
アクロのトライアングルシリーズの照明は、デザインや性能の高さから人気が高いアクアリウム用LED照明です。
どの照明も非常に明るく、かなりコスパの良い照明となっておりますが、上記の4種類にはどんな違いがあるかわかりにくいと思いますので、それぞれの特徴と合わせて詳しく紹介していきます。
4種類の性能比較
GROW | PRO | BRIGHT | VIVID | |
適応サイズ(幅) | 57〜66㎝ | 57〜66㎝ | 57〜66㎝ | 57〜66㎝ |
本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 56.2×9.5×5cm | 55.8×11.6×5.8cm | 56.2×9.5×5cm | 56.2×9.5×5cm |
定格出力 | 29.4W | 66.6W | 36.6W | 29.4W |
全光速 | 3000㏐ | 8900㏐ | 4200㏐ | 3450㏐ |
LEDチップ数 | 33個(白7赤2緑1青1×3) | 76個(白32赤2緑2青2×2) | 33個(白11×3) | 60個(色強化20×3) |
色温度 | 7200K | 7500K | 7300K | 19500K |
平均演色性 | Ra93 | Ra92 | Ra80 | Ra74 |
重量 | 1.2kg | 1.8kg | 1.2kg | 1.2kg |
価格 (2022年12月現在) | 8980円 | 24000円 | 8980円 | 12300円 |
トライアングルLED照明の比較をすると、明るさや色温度などに違いがあり、新しい種類のVIVIDは消費電力を抑えつつも明るさを上げることができていますので、性能という意味では高くなっています。
ただ、照明を選ぶ上でどれが良い悪いというよりは、それぞれの特徴を理解した上で自分が求めているのものかを判断することが重要ですので、それぞれの特徴を解説していきます。
各LED照明の特徴
解説する4つのトライアングルLED照明には共通して、どの照明も明るく、付属のワイヤーを使用することで吊り下げ照明として使用することができるという特徴があります。
吊り下げ照明は、オープンアクアリウムができるなど、アクアリウムの幅が広がるため嬉しい機能と言えます。
TRIANGLE LED GROW
特徴
グロウの特徴は、光量がしっかり確保されているだけではなく、660nm付近の赤の波長を含まれているため、水草がよく育つ高性能なLED照明となっています。
コスパも非常に良く、この価格でここまで性能の良いLED照明はあまりありませんので、性能・価格面からみても個人的には4種類の中でも最も使いやすい照明だと思います。
LEDチップには赤・緑・青が使われており、水草水槽におすすめのLED照明となっています。
こんな人におすすめ
なるべく低コストかつ、水草が良く育つ高性能LED照明を探している方には非常におすすめです。
60㎝水槽用で9000円前後となっていますので、かなりコスパが良いです。
TRIANGLE LED GROW PRO
特徴
プロの特徴は圧倒的な光量にあり、60㎝水槽で8900ルーメンもあります。
グロウの明るさがさらに強化されたバージョンで、水草育成の適した作りにもなっています。
注意点としては、明る過ぎるが故に水草の種類によって成長阻害を起こしてしまう可能性があるため、水草の種類を把握することや吊り下げ照明にして光量を調整するなどの工夫が必要になります。
また、見た目に関しては三角形のアルミボディは共通していますが、プロは表面が階段状になっており、他の種類よりも高級感があってかっこいいデザインになっています。
こんな人におすすめ
プロの明るさは、水槽用のLED照明の中でも1、2を争う明るさとなっていますので、とにかく明るいLED照明を求めている方におすすめです。
TRIANGLE LED BRIGHT
特徴
ブライトの明るさはグロウよりも1200ルーメン高い4200ルーメンとなっており、やや白っぽい明るさで水草や熱帯魚などを綺麗にみせることができる鑑賞に特化したタイプです。
水草も十分育つ性能ですが、水草育成がメインの場合にはグロウの方が植物が好む波長を含んでいるためおすすめとなります。
こんな人におすすめ
水草も育てつつ、水槽内を明るくして鑑賞性を上げたいという方におすすめです。
水草や熱帯魚が明るく照らされて綺麗に見えるため、癒し効果も抜群です。
TRIANGLE LED VIVID
特徴
VIVIDの色温度は19500Kとなっており、他の照明よりも青っぽい感じの色合いになります。
RGBチップのように水草や熱帯魚などを鮮やかに照らすことができ、青の波長(450nm)、赤の波長(640nm)を含んでいるため、水草も元気に成長させることができます。
性能が良く、非常にコスパが良いLED照明となっています。
こんな人におすすめ
水草を元気に育成しつつ、より綺麗に見せたい方におすすめのLED照明です。
グロウより3000円くらい高くなりますが、もし金銭的に余裕があるのであれば水草水槽にはVIVIDが1番おすすめです。
VIVIDで照らされた水槽は色に深みが出て非常に鮮やかに見えるため、鑑賞性はかなり高くなりますよ。
スマホで自動管理する方法
LED照明を手動で毎日点灯・消灯するのはかなり大変だし、うっかり忘れてしまうこともあるかと思います。
そんな悩みを解決する方法として、スマートフォンで管理ができるメロスの”スマートプラグ”が非常に便利です。
スマートプラグは、差し込み口1つ1つに時間を設定することができるため、照明以外にもエアレーションやCO2添加なども自動化したりすることができるようになります。
コンセントタイマーなどを使用したやり方だと、コンセントタイマーやタコ足配線の数が増えてしまい、どうしてもごちゃごちゃになってしまいますが、スマートプラグであれば最低限の数でスマートに管理することができるようになるためとてもおすすめです。
アクアリウムでも、時代にあった最先端の管理をしていけるのは嬉しいですね。
ChihirosのLED照明もおすすめ!
- スマホアプリで調光、タイマー管理が可能(夕日のようなシーンも作れます!)
- RGB素子LEDチップを使用(鮮やかさ抜群!)
- 水草がよく育つ
より良いLED照明を探している方には、ChihirosのLED照明も非常におすすめです。
水草がよく育つことはもちろん、スマホアプリによって光量の調整やタイマー設定が可能で、朝日・夕日のような光を徐々に点灯・消灯させていくこともできます。
性能が高く、次世代型のLED照明となっていますので、ご興味ある方は下記記事をご参照ください。
アクロには透明度抜群の水槽も多数ある!
30㎝未満 | 30㎝ | 45㎝ | 60㎝ | 90㎝ | |
ノーマル | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スーパークリア | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ハイ | ○ | ○ | ○ | ○ | – |
フラット | – | ○ | ○ | ○ | – |
曲げガラス | – | ○ | ○ | ○ | – |
スーパークリアクロスカット | – | – | ○ | ○ | ○ |
ブラックシリコン | – | ○ | ○ | ○ | ○ |
背面加工 | ○ | – | ○ | ○ | ○ |
オーバーフロー | – | – | – | ○ | ○ |
パルダリウム | ○ | ○ | – | ○ | ○ |
テラリウム | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ベタ | ○ | – | – | ○ | – |
地震対策 | – | – | – | ○ | ○ |
アクロの水槽は透明度がかなり高く、特に純度が高い石英ガラスを使った”スーパークリアタイプ”はADAにも負けないくらい透明度が高いです。
個人的に見比べた感じではADAの水槽にも負けず劣らずの透明度で、アクロ、GEX、寿工芸の順で透明度が高いかなと感じています。
価格も購入しやすい金額になっており、「ADAの水槽はちょっと高いな…」と感じる方にはおすすめとなっています。
テラリウム・パルダリウム用の水槽にもスーパークリアタイプのガラスが使用されているため、ワンランク上の鑑賞性を求めている方はアクロの水槽を検討してみてはいかがでしょうか。
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