植物育成LEDライトAMATERAS(天照大御神)が放出する光は、まさに太陽光そのものです。
私自身も愛用しているアマテラスと他商品を比較し、おすすめする理由等を徹底解説していきます。
太陽光LED LIGHT AMATERASLED(アマテラス)
全長 | 14㎝ |
外形 | 12㎝ |
質量 | 295g |
色温度 | 約5900K |
全光束 | 2098lm |
平均演色評価数 | Ra97 |
口金 | E26 |
消費電力 | 20W |
定格寿命 | 30,000時間 |
PPFD | 406μmol m-2 s-1 |
定格電圧 | 100V |
推奨照射距離 | 40-150cm |
1ヶ月あたり電気代(1kWh単価27円で計算) | 12時間×31日=約200円 |
BARRELのアマテラスは、太陽のような光が最大の特徴であり、植物もよく育つため人気の高いLED照明です。
寿命も約30,000時間ありコスパはかなり良いと言えるでしょう。
水槽内の水草だけではなく、苔や水上植物への照明としても使用することができ、室内インテリアにもよく合うおしゃれなLED照明となっています。
おすすめする5つの理由
- 鑑賞に特化した照明
- 植物がよく育つ
- ランニングコストが安い
- 汎用性が高い
- デザインがおしゃれ
1.鑑賞に特化した照明
アマテラスが照らす光は太陽に限りなく近い照らし方を再現しており、まさに太陽光のような照明です。
アマテラスが太陽光に近い照明であるかは演色性(Ra)の値で確認することができ、Ra100が太陽光と同じ見え方であるのに対し、アマテラスはRa97と太陽光にかなり近い値となっています。
一般的な蛍光灯のRaは60ですので、アマテラスのRa97はかなり高い演色性です。
また、画像のように太陽が差し込んでいるかのような光を表現したり、揺れ動く水面や熱帯魚の影を映したりすることができるため、アマテラス非常に鑑賞性の高いLED照明となっています。
2.植物がよく育つ
アマテラスには植物の育成に重要な波長が含まれており、特に植物の葉や茎を太く成長させる青の波長が多く含まれています。
光量は2098lmあり、30㎝水槽であれば十分な明るさですが60㎝水槽であれば2つあった方が水草は育ちます(陰性水草メインなら1つでも問題ありません)。
性能面からも水槽の水草や観葉植物を元気に育てたいという方はおすすめの照明となっています。
3.ランニングコストが安い
LED照明であるアマテラスの1ヶ月あたり電気代は約200円とかなり安くなっており、「良い照明を使いたいがランニングコストが気になる」という方におすすめです。
寿命も約30000時間あり、コストパフォーマンスも高いと言えるでしょう。
4.汎用性が高い
アマテラスは、設置する位置や角度によって水槽内の照らし方が変わるため、自分好みのレイアウトを楽しむことができます。
また、普通の水槽用照明とは違いスタンドやクリップを利用することで水槽以外にも観葉植物や苔の育成などにも使用することができます。
汎用性が高く、ライトスタンド次第で色々な使い方ができるのもアマテラスの魅力の1つです。
5.デザインがおしゃれ
光沢のあるブラックとグレー色で高級感を出しつつ、スケルトン風な作りがおしゃれ感が強く出しています。
私は箱を見ただけで一目惚れしてしまうほどデザインが気に入り、性能も良かったためすぐに購入してしまいました。
ブラックではなく、ホワイトが良いという方は”ツクヨミ”という類似照明があり、性能も大きく変わりませんのでこちらもおすすめです。
他商品との比較
「AMATERASLED(20w)」と「GEXクリアLEDパワー3(12w)」で比較してみたところ、光の差し込み方や陰影などに違いがでました。
GEXクリアLEDパワー3は、明るさもあって購入しやすい価格の良いLED照明ですが、比較してみるとアマテラスの自然に近い演出力の高さがわかるかと思います。
写真ではわかりにくいですが、アマテラスの方では揺れ動く水面の影が映っているため、動きのあるレイアウトを作り上げることが可能です。
陰影をはっきりつけて、水槽内での変化を楽しみたい方にはアマテラスはとてもおすすめです。
照射範囲を広げたい場合
照射範囲を広げたり、光を弱めたりしたい場合には反射板を取り除きます。
手順は下記の通りで簡単にできます。
①銀色のプレートをはずす
プレートを回転させると、プレートを外すことができます。
②反射板をはずす
プレートを外すと、中に入っていた反射板が簡単に取り外すことができますので、取り外したあとは再びプレートを装着すれば完了です。
水上葉や観葉植物の育成にもおすすめ
アマテラスを使用すれば、室内で安定して水草の水上葉や観葉植物等を育成することができます。
水草を水上化するのに屋外で太陽光を利用して行う方法もありますが、天候・気温に左右されたり、虫が混入したりする等のデメリットもあるため、室内で安定して植物を育成できるアマテラスはおすすめです。
グロッソスティグマやヒドロコティレミニ等も2.3日で水上葉が展開し始めており、枯れることなく元気に成長してくれました。
注意点
- 別売りのライトスタンド(ソケット)が必要
- 吊り下げ用スタンドが必要
- 60㎝以上の水槽には2つ使用
- 光源に近いと葉焼けを起こす場合がある
1.別売りのライトスタンド(ソケット)が必要
アマテラスを使用するにはライトスタンド(ソケット)が必須になり、照明単体だけでは使用することができません。
取り付け部分については、アマテラスは口金E24となっているのでソケット側も口金E24のものにすれば使用できますよ!
そのためアマテラスを購入する際は一緒にライトスタンドも購入するようにしましょう。
おすすめライトスタンド5選!
- レディオクリップ
- フレキシブルアームライトスタンド
- プラントクリップ
- ダクトレール用スポットライト
- クランプ式アームライト
おすすめスタンドは上記の5つでそれぞれデザインや特徴が異なりますが、どれも使いやすくおしゃれなデザインとなっています。
コスパや使いやすさを求める方
コスパと使いやすさを求める方は、クリップ型の”レディオクリップ”がおすすめです。
クリップの力がかなり強いため安定感があり、365度回転するため好きな角度で照射することができます。
カラーはブラック・ホワイト・クロームの3色があり、アマテラスにはブラックかクロームがおすすめです。
幅広い用途で使いたい方
幅広い用途で使用したい方は、アマテラス同じ会社BARRELが出す”フレキシブルアームライトスタンド”がおすすめです。
高さを184cm、150cm、115cmに調整可能なため、水槽や観葉植物、水上葉の育成など幅広い用途で使用することができる汎用性の高いスタンドとなっております。
また、インテリアとマッチするおしゃれなデザインも嬉しい特徴の1つとなっています。
複数台使用したい方
アマテラスを複数台使用したい方は”スポットライト+ダクトレール”での使用がおすすめです。
ダクトレールは、最近の新しいおしゃれな新築などでも使用されており、非常にインテリア性の高いライトスタンドです。
セッティングが難しいように感じる方もいるかもしれませんが、コンセントプラグで電源が取れるため特に難しい工事なども必要なく、天井や壁にダクトレールを取り付けて照明をはめ込むだけで使用できます。
角度調整も自由にできるため、一度取り付けてしまえばかなり使いやすいおしゃれな照明になること間違いなしです。
各スタンドの詳細
より詳細を知りたい方やその他のライトスタンドにご興味ある方は下記記事で解説していますのでご参照ください。
2.吊り下げ用スタンドが必要
アマテラスを使用するには、上記で紹介したライトスタンド(ソケット)以外にも吊り下げ用スタンドなどが必要になる場合があり、おすすめは耐久性・デザイン性が高い”ステンレスアーム”です。
上記で紹介したフレキシブルアームライトスタンド等であれば、スタンド機能がありますので不要です。
直径8mmしかない光沢のあるステンレスは、どんな照明とも相性がよくおしゃれな水槽にしてくれます。
3.60㎝以上の水槽には2つ使用
45㎝水槽であればちょうど良い照明範囲になりますが、60㎝以上に水槽になってくると一つでは暗すぎる部分が出できてしまいますので2つあったほうが良いです。
90㎝水槽であれば、2つがちょうど良い感じになります。
4.光源に近いと葉焼けを起こす場合がある
植物と照明の距離が近すぎると、葉焼けや成長阻害を起こしてしまう可能性あるため、植物の状態を見ながら反射板を外したり、距離を調整したりするようにしましょう。
適切な照明の目安距離が40-150cmであり、40㎝程が最大パワーを発揮できる位置になります。
自然の美しさを引き出す照明
太陽光に近い光を放つアマテラスは、光の差し込み方や水面の影などで自然感を演出し、植物本来の美しさを引き出してくれます。
また、水中以外にも観葉植物や苔等の育成にも使用できるため、室内インテリアとしておしゃれに使いたい方にもおすすめとなっています。
スマートプラグで自動管理
スマートプラグを使えば照明のON・OFFを自動で行うことができるため、毎日自分で照明を点けたり消したりする必要がなくなり、消し忘れなども防ぐことができるようになります。
また、4つ口タイプのプラグであれば下記画像のように他のアクアリウム用品も自動管理させることができるようになりますのでかなり管理が楽になります。
4つ口タイプであれば、物理的な収納もかなりスマートになりますのでとてもおすすめですよ!
スマートプラグの詳しい性能については下記記事をご参照ください。
”アマテラス”と”ツクヨミ”の違いは?
BARRELが出す照明には、アマテラスと似た”ツクヨミ”というLED照明があります。
このアマテラスとツクヨミにはどんな違いがあり、どちらがおすすめなのかについては下記記事をご参照ください。
吊り下げ照明のメリット・デメリット
【AMATERASLED】のように吊り下げて使用する照明には、水上葉を使用した水槽に向いていたり、メンテナンスがしやすかったりする等のメリットがあります。
詳細については吊り下げ方法などと併せて下記記事で紹介していますのそちらをご参照ください。
おすすすめの高性能LED照明12選
- アクロ TRIANGLE LED GROW
- アクロ TRIANGLE LED GROW Pro
- アクロTRIANGLE LED VIVID
- Chihiros WRGBⅡ
- Chihiros WRGBⅡ PRO
- ChihirosRGB VIVIDⅡ
- Chihiros CⅡ RGB
- 太陽光LED LIGHT AMATERASLED
- ONF Flat One+
- TWINSTAR LIGHT S-LINE
- nano LEVIL WHITE
- ソーラーRGB
他のアクアリウム用LED照明にご興味がある方は、下記記事で実際に使用した経験をもとに水草がよく育つLED照明を厳選して紹介していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
WRGB2のようなスマホアプリで調光やタイマー設定ができる次世代型のLED照明もありますよ!
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