水草を選ぶ時の3つのポイント
- ベタの色と合わせる
- 水草の種類は少なめにする
- 硬い葉は避ける
ベタの魅力は、美しい色の体表やヒラヒラしたヒレにあるため、いかにベタの美しさを引き立たせるかが水草選びで大切なことになります。
そのためには上記の3つのポイントを意識することが大切です。
1.ベタの色と合わせる
ベタ自身が鮮やかな色をしているため、水草を控えめの色にしたり、飼育しているベタの色に合わせて選んであげるとベタの美しさが引き立つようになります。
例えば赤いベタに赤い水草などをたくさん入れてしまうと、ベタと同化して鑑賞しにくくなってしまいますので、あまりカラフルな水槽にならないようにしましょう。
2.水草の種類は少なめにする
水草の種類は気持ち少なめにした方が、ごちゃごちゃした印象にならず鑑賞性が上がります。
個人的にはバリバリの水草水槽が好きなので、30㎝水槽やボトルアクアリウムであれば4、5種類くらいの水草使って群生させ、自然感を出しつつベタが映えるようなレイアウトがおすすめです。
3.硬い葉は避ける
ベタの美しいヒレは、硬い葉などで避けたり傷ついてしまったりする場合はあるため、なるべく柔らかめの水草を使った方が綺麗に飼育できます。
ベタが元気に過ごせるようにするためにも、水草でダメージを受けてないか日々観察してあげましょう。
おすすめの水草11選
- ウィローモス
- 南米ウィローモス
- ニューラージパールグラス
- グロッソスティグマ
- オーストラリアンドワーフヒドロコティレ
- ストロギネレペンス
- ポゴステモン・ヘルフェリー
- グリーンロタラ
- タイガーロータス
- ブセファランドラ
- ボルビティスヒュディロティ
1.ウィローモス
ウィローモスは初心者からベテランまで幅広い層に人気の水草で、流木や石に巻き付けて使用するのが一般的です。
モスがついた流木があればベタの隠れ家にもなり、自然感も出してくれますのでおすすめです。
2.南米ウィローモス
南米ウィローモスは扇型になるのが特徴で、上記で紹介したウィローモスよりもボリュームがでます。
成長した扇型のモスはとても美しく、ベタにとっても優しい肌ざわりの水草となります。
3.ニューラージパールグラス
ニューラージパールグラスは、育成が簡単なおすすめの前景草です。
下記写真のように緑の絨毯が作れるため、自然感を出したい方にはおすすめの前景草となっています。
4.グロッソスティグマ
グロッソスティグマも人気の前景草であり、緑の絨毯としてよく使われます。
ただ、光量が少ないと背が高くなってしまい見栄えが悪くなってしまいますので、ある程度の光量は必須となります。
5.オーストラリアンドワーフヒドロコティレ
オーストラリアンドワーフヒドロコティレは、クローバー状の可愛らしい葉が特徴で、育成も簡単な水草です。
ある程度の活着力もあるため、写真のように石などの圧迫感を和らげたりすることもできます。
6.ストロギネレペンス
弱酸性の軟水で育てるときめ細やかな状態に育ち、綺麗な茂みを作ることができます。
あまり背は高くならないため、前景〜中景草として使用するのがおすすめです。
7.ポゴステモン・ヘルフェリー
ポゴステモン・ヘルフェリーは、独特の縮れた葉が特徴で、可愛らしい印象の水草になります。
ピンポン玉サイズくらいのため主に前景草として使用します。
群生させても綺麗ですし、ニューラージパールグラスやグロッソスティグマなどの前景草に中に混ぜて植えてあげてもワンポイントができて面白味のあるレイアウトになります。
8.グリーンロタラ
グリーンロタラは明るい緑の水草のため、群生させてもベタの色と被ったり、目立ち過ぎたりすることはなく、自然なレイアウトを作り出すことができます。
背景にグリーンロタラの群生を作れば、赤いベタなどが非常に映えて鑑賞性があがります。
9.タイガーロータス グリーン
タイガーロータスは、細長い茎から大きめの葉を展開するため、ベタの隠れ家にもなります。
また、スイレンのように葉が水面に浮いた”浮き葉”を展開することもあり、ベタの雄が作る泡巣の手助けにもなります。
ベタの繁殖時期には、雄が水面に泡巣というものを作り、そこに卵をくっつけて孵化させます。泡巣は浮き葉がないと水流に負けて崩れやすくなってしまうため、繁殖を考えている方は浮き葉があった方が成功率は上がります。
10.ブセファランドラ
ブセファランドラは、葉にキラキラしたラメのような物が入っているのが特徴で、葉全体の色も輝いているように見えます。
非常に美しい陰性水草であり、写真のように花を咲かすこともあります。
ブセファランドラには多くの種類があり、大きさや形、色などに違いがありますが、その中でも特に人気の種類はクダガンです。
11.ボルビティスヒュディロティ
ボルビティス ヒュディロティは人気の陰性水草の1つで、独特な葉の形をしている姿が非常に美しいです。
流木や石に活着させてレイアウトを組むのがおすすめで、ベタのゆったりした雰囲気ともマッチする水草です。
陰性水草のため成長速度は遅めですが、その分トリミングに追われることもないため管理もしやすいです。
ベタにおすすめの照明
- クリアLED ピテラ
- リーフグロー
- リーフグローEX
- ミニLED ビーンズ ブラック
- CⅡ RGB
- FLAT NANO+
- アマテラス
- ツクヨミ
上記照明はベタ水槽にも相性が良く、おしゃれかつ性能の良いLED照明となっています。
デザイン性が高く手頃な値段の”リーフグロー”やアプリで調光やタイマー設定ができる”CⅡ RGB”などがあり、どれもおすすめのLED照明です。
詳しい性能などは下記記事で詳しく紹介していますのでそちらをご参照ください。
ベタにおすすめの水槽タイプ
- 寿工芸 クリスタルキューブ150
- アクロ スーパークリア20
- アクロ スーパークリア フラットS
- GEX グラステリア フィット200H
- GEX グラスアクアリウム キャンドル
- GEXグラスアクアリウム シリンダー
- GEX グラスアクアリウム スフィア
- GEX グラスアクアリウム ティアー
- GEXグラスアクアリウム ドロップ
- GEX グラスアクアリウム スロープ
- カミハタ グラスアクアリウム ジェメリ
上記はベタの美しさを活かすことができるおすすめの水槽で、透明度が高いアクロの水槽や室内インテリアともよくマッチするGEXのボトルシリーズなどがあります。
特徴などの詳しい情報は下記記事で紹介していますので、ベタにおすすめの水槽を探している方はぜひご参照ください。
濾過フィルターの必要性
- 汚れを吸着させる
- 水を循環させる
- 換水頻度を下げる
- 酸素を供給する
濾過フィルターには上記などのようなメリットがあり、下記記事ではベタ飼育における濾過フィルターの必要性やおすすめの濾過器を紹介をしていますので、ベタにとってより良い環境で飼育していきたいと考えている方はぜひご参照ください。
水草を綺麗に育成するコツ
- 適切な光量
- 栄養
- CO2添加
- エアレーション
- 水質
- トリミング
水草を綺麗に育成するためには、上記の6つのポイントに気を付ける必要があります。
特に光量・栄養・CO2・水質に関しては、どれかが良くてもどれかが悪いと上手くいかないため、バランスが非常に重要となります。
例えば、水質が合っていないのに栄養を多くしてしまうと、コケ等の被害が大きくなり、逆に悪化してしまいます。
このように、下記記事では基本だけど注意が必要な重要ポイント等を解説していますので、水草の育成に自信がない方やうまくいっていない方は参考にしていただければと思います。
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