この記事ではアクアリウムで実際にLED照明を使用した経験等をもとに光量や性能等を評価して、本当におすすめできる水草用LED照明12選を紹介していきます。
- LED照明でも水草はよく育つ!
- 評価のポイント
- おすすめのLED照明12選!
- 1.アクロ TRIANGLE LED GROW【星3.75】
- 2.アクロ TRIANGLE LED GROW Pro【星3.5】
- 3.アクロ TRIANGLE LED VIVID【星4.25】
- 4.Chihiros WRGBⅡ【星5】
- 5.Chihiros WRGBⅡ PRO【星4.75】
- 6.Chihiros RGB VIVIDⅡ【星4.75】
- 7.Chihiros CⅡ RGB【星4】
- 8.太陽光LED LIGHT AMATERASLED【星4】
- 9.ONF Flat One+【星4.75】
- 10.TWINSTAR LIGHT S-LINE【星3.75】
- 11.nano LEVIL WHITE【星3.75】
- 12.ソーラーRGB【星4.25】
- おすすめ吊り下げスタンド
- 性能比較一覧表
- スマホで自動管理する方法
- 価格から選びたい方!
- まとめ
LED照明でも水草はよく育つ!
水草を育成するための照明には、「蛍光灯」・「メタハラ」・「LED照明」の3つが主流であり、LED照明は水草の育成に必要な波長が少なく、アクアリウムには不向きと言われていた時代もありました。
しかし、今は技術が進歩し、水草がよく育つLED照明がたくさん販売されています。
今回はその中でも特に水草の育ちが良く、性能が良いおすすめのLED照明を紹介していきます。
評価のポイント
LED照明をおすすめするにあたって、光量や性能、デザイン、コスパ等を評価のポイントとして紹介していきます。
”水草の育ち”に関しては、水質や栄養、CO2添加の有無等によって大きく差がでるため、今回紹介する照明はどれも”水草がよく育つ”ということを前提とし、実際に使用した感想や情報等を交えて解説していきます。
おすすめのLED照明12選!
- アクロ TRIANGLE LED GROW
- アクロTRIANGLE LED GROW Pro
- アクロ TRIANGLE LED VIVID
- Chihiros WRGBⅡ
- Chihiros WRGBⅡ PRO
- ChihirosRGB VIVIDⅡ
- Chihiros CⅡ RGB
- 太陽光LED LIGHT AMATERASLED
- ONF Flat One+
- TWINSTAR LIGHT S-LINE
- nano LEVIL WHITE
- ソーラーRGB
1.アクロ TRIANGLE LED GROW【星3.75】
光量 | ★★★★ |
性能 | ★★★ |
デザイン | ★★★ |
コスパ | ★★★★★ |
光量★★★★
白赤青緑のLEDチップを使ったグロウの光量は60㎝水槽用で3000lmと、水草育成に十分な光量があり、赤の波長が必要な水草にも対応しています。
また、グロッソスティグマ等の前景草で緑の絨毯を作ることも可能です。
強過ぎず弱過ぎずの光量は扱いやすく、安定して水草を元気に育成することができます。
性能★★★
光量も優秀ですが、付属の専用ワイヤーを使えば吊り下げ照明としても使用することができるため、汎用性の高い照明となっています。
デザイン★★★
デザインについては、トライアングルという名前通り独特な三角形のアルミボディとなっており、その形が好きという人も多いです。
コスパ★★★★★
水草育成に向いた高性能LED照明でありながら、60cm水槽用であれば10,000円を切った値段で購入できるというコスパに優れた照明となっていまので、この価格帯で照明を探している方は間違いなくおすすめです!
2.アクロ TRIANGLE LED GROW Pro【星3.5】
光量 | ★★★★ |
性能 | ★★★ |
デザイン | ★★★ |
コスパ | ★★★★ |
光量★★★★
グロウのさらに性能アップされたのがこのグロウ プロで、60cm水槽用のサイズで8900lmという圧倒的な光量を誇ります。
水槽内をかなり明るく照らしてくれるため、水草の種類によっては非常に美しく照らされます。
ただ、正直育成においてここまでの光量は不要で、むしろ強過ぎで陰性水草たちが成長不良を起こしたり、コケの被害に遭ったりしてしまいかねないためここでは★-1としており、距離で調整ができる吊り下げ照明として使うのがおすすめです。
性能★★★
グロウ同様に吊り下げ照明にすることができ、水槽との距離を調整できるため、水草の種類や環境に合わせて使用すると良いでしょう。
デザイン★★★
三角形のデザインはそのままですが、表面が段差状になっているため、グロウよりもかっこよくなっています。
コスパ★★★★
グロウの2倍の価格で3倍の光量になっているため、とにかく高光量を求めている方にはコスパが良いです。
ご自身の水槽環境に合わせて吊り下げ位置などを調整してあげると水草も元気に育てることができる照明です。
3.アクロ TRIANGLE LED VIVID【星4.25】
光量 | ★★★★★ |
性能 | ★★★★ |
デザイン | ★★★ |
コスパ | ★★★★★ |
光量★★★★★
トライアングル VIVIDの光量は、60cm水槽用のサイズで3450lmあり、同じアクロのグロウと同じ消費電力でありながら、より明るいLED照明となっています。
水草の成長に重要な青や赤の波長も含まれているため、水草育成にも適しています。
性能★★★★
他シリーズと同様に、吊り下げ照明が可能なため非常に汎用性が高く使いやすい照明です。
また、RGBチップのように鮮やかに水草や熱帯魚を照らすことができるため、鑑賞性が非常に高くなります。
デザイン★★★
トライアングルシリーズの特徴でもある三角形のデザインとなっており、見た目はほぼグロウと同じような感じになっています。
コスパ★★★★★
VIVIDのコスパは非常に良く、約13000円くらいで購入することができます。
グロウと同じ消費電力でありながら光量は高く、さらに鑑賞性も非常に高くなっていながら約3〜4000円くらいしか変わらないため、グロウと迷われているのであれば個人的にはVIVIDの方がおすすめです。
※その他のアクロ トライアングルLED照明
トライアングルLED照明にはいくつか種類があり、特に上記の4種類が人気となっています。
ただ、いまいち違いがわからないという方も多いため、わかりやすく4種類の違いや特徴を解説しましたので下記記事をご参照ください。
4.Chihiros WRGBⅡ【星5】
光量 | ★★★★★ |
性能 | ★★★★★ |
デザイン | ★★★★★ |
コスパ | ★★★★★ |
光量★★★★★
ChirosのWRGBⅡの光量は60cm水槽用で4500lmあり、とても元気に水草が育ちます。
赤系水草もより赤く成長しますので、とてもおすすめです。
性能★★★★★
照明にはR(赤)G(緑)B(青)素子LEDチップを使用しているため、普通のLEDとは段違いに水槽内が鮮やかに照らされます。
また専用アプリ”My Chihiros”によってスマートフォンから発光強度やタイマー設定ができる機能がついており、100万通りの光を作り出すことができます。
タイマー機能では、自動でON /OFFができるだけではなく、日の出・日の入りのように徐々に明るさを変えながら点灯・消灯を行うこともできます。
また、別売りの専用ワイヤーも用意すれば吊り下げ照明として使うこともできます。
デザイン★★★★★
色はブラックで、スタイリッシュなデザインになっています。
別売りのアクリルスタンドを使用すればよりおしゃれ感がアップします。
また吊り下げ照明にすると一味違った印象となり、さらにシェードを使ってカスタマイズすることもできるため、いろんなデザインを楽しむことができます。
コスパ★★★★★
WRGBⅡは、光量やRGBチップの使用、汎用性の高さなどから考えてもかなりコスパが良い照明です。
Chihirosは中国の会社なので、発送トラブルや故障対応などに不安を持つ方もいるかもしれませんが、有限会社ラボックさんが販売代理店となって保証対応などをしてくれるため、安心して購入できるようになっています。
5.Chihiros WRGBⅡ PRO【星4.75】
光量 | ★★★★★ |
性能 | ★★★★★ |
デザイン | ★★★★★ |
コスパ | ★★★★ |
光量★★★★★
WRGBⅡの上位互換とも言えるLED照明で、60㎝水槽用で光量は6630lmあり、かなり明るい照明となっています。
アプリで調光できるため、明るすぎるということもなく、幅広い水草に対応させることができます。
性能★★★★★
基本的にWRGBⅡと同様で、専用アプリ”My Chihiros”によって、スマートフォンから発光強度やタイマー設定ができる機能があります。
性能面で大きく違う点は、チップ(RGB3in1)がRGB4in1に変わったことです。
もともとは1つのチップの中に赤・緑・青の3色が入っていましたが、PROでは新たに白が追加され、4in1チップになったためWRGBⅡよりも自然な見え方となりました。
デザイン★★★★★
WRGBⅡとは大きな見た目の差はなく、奥行きが3mm大きくなったことや吊り下げる時に使用するワイヤー部分に若干の違いがある程度となっています。
コスパ★★★★
WRGBⅡよりも価格が上がってしまいますが、それでも性能を考えると決して高すぎるわけではありません。
1日10時間使用しても、約8年以上はこの高性能LED照明を使用できますので、コスパは良いと思います。
ただ、そこまで光量が必要ないという方はWRGBⅡでも十分だと思います。
6.Chihiros RGB VIVIDⅡ【星4.75】
光量 | ★★★★★ |
性能 | ★★★★★ |
デザイン | ★★★★ |
コスパ | ★★★★★ |
光量★★★★★
60㎝以上の水槽に使用するのが一般的で、光量は5500lmあります。
WRGBⅡ同様にRGB素子LEDチップを使用しているため水槽内の水草や熱帯魚たちを鮮やかに照らしてくれます。
性能★★★★★
こちらもWRGB II同様、専用アプリによってスマホから発光強度やタイマー設定等が可能となっています。
ただ、VIVIDⅡに関しては設定を完了した後に電源コードを抜いてしまうと設定がリセットされてしまうため、メンテナンス時などは注意が必要です。
デザイン★★★★
色はブラックとシルバーの2種類があり、個人的にはブラックが好きです。
また、それぞれのカラーに合わせた専用シェードを使えば、照明効率を上げることができる上におしゃれ感もアップさせてくれます。
コスパ★★★★★
類似照明としてADAのソーラーRGBがありますが光量は3000~3500㏐前後と、VividⅡの方が高光量となっています。
また、アプリ管理等の機能がついてるにも関わらず価格は約4〜50,000円程で、ソーラーRGBの半額程で購入することができます。
※ソーラーRGB(税込84700円)
このように性能や価格を考えると、コスパはかなり良いと言えます。
7.Chihiros CⅡ RGB【星4】
光量 | ★★★★ |
性能 | ★★★★★ |
デザイン | ★★★★ |
コスパ | ★★★ |
光量★★★★
CⅡ RGBは30㎝以下の小型水槽に適した照明で、別売りの”CⅡ RGB BASE”を使用すればボトルアクアリウムにも使用することができます。
光量は1580㏐あり、30㎝水槽サイズであれば十分な明るさとなっています。
性能★★★★★
他のChihirosシリーズの照明と同様に、専用アプリで”発光強度”や”タイマー機能”の設定をすることができます。
もちろん、照明にはRGB素子LEDチップを使用しているため、水槽内の鮮やかさは格別です。
また、アームスタンド型の設置方法となるため、オープンアクアリウムとして水上葉をしっかり育成することもできます。
デザイン★★★★
照明部分はWRGB2のようにシンプルな薄型デザインです。
また、CⅡ RGBはアームスタンド型による設置となっているため、回転させて照明位置を微調整することができます。
別売りの専用スタンド”CⅡ RGB BASE”を使用すれば、ボトルアクアリウム等の球状の水槽にも使用できるため、他の人たちが作るボトルアクアリウムとは一味違ったデザインや鮮やかさを生み出すことができます。
コスパ★★★
価格は15,000~20,000円程と、照明サイズの割にやや高値となっています。
とはいえ小型照明としては最高級レべルの照明だと思いますので、より小型水槽に力を入れたい方にはおすすめです。
8.太陽光LED LIGHT AMATERASLED【星4】
光量 | ★★★★ |
性能 | ★★★★ |
デザイン | ★★★★★ |
コスパ | ★★★ |
光量★★★★
アマテラスの光量は2098㏐あり、30㎝水槽以下であれば十分な光量となっています。
60㎝水槽以上であれば、2個は用意した方が水草の育ちは良くなります。
性能★★★★
アマテラスの優れた点は、”太陽光”の見え方に限りなく近い照明ができることです。
光の見え方は演色性(Ra)で表すことができ、Ra100がMAXなのに対しアマテラスはRa97と、かなり高値となっています。
ちなみに同じ高性能LED照明のトライアングルグロウの演色性はRa93となっています。
RGB素子LEDチップを使った鮮やかな照明とは一味違った魅力があり、アマテラスの作りだす自然光は美しく、とても人気があります。
デザイン★★★★★
インテリアにもマッチするブラックのスポットライト型がかっこよく、観葉植物や水上葉を育てるために使用する方も多いです。
私も2つ所有しており、小型水槽や水上葉の育成に使用しています。
注意点にもなりますが、AMATERASを使用するには別売りのソケットが必要になり、このソケットによってもデザインの印象は変わります。
おすすめは、アマテラスのデザインと相性が良いボルクスジャパンの”レディオクリップ(黒)”です。
コスパ★★★
アマテラスの価格は約15,000円前後で性能的には妥当な金額かと思いますが、大きめな観葉植物を育成したり、60㎝水槽以上のサイズに使用したりするには、やや光量不足になってしまいます。
対象が大きい場合には十分な光量を確保するためにアマテラスが2つ以上必要になってしまうため、その点を考慮するとコスパは普通だと思います。
9.ONF Flat One+【星4.75】
光量 | ★★★★★ |
性能 | ★★★★★ |
デザイン | ★★★★★ |
コスパ | ★★★★ |
光量★★★★★
Flat One+は、ONFという台湾の会社が作る照明で、Flat One+(Warm&White)とFlat One+(Blue&White)の2種類があり、さらにスタンド型と吊り下げ型のものに分かれているため全部で4タイプのLED照明があります。
光量に関しては60㎝水槽用で5600㏐あり、植物の成長に重要な波長も含まれているため水草水槽におすすめです。
性能★★★★★
照明チップにはLEDとRGBの特徴が合わさったONF独自の”ColorFull LED”が使われており、高彩度の光色が出せます。
また、”ONF Link”という専用アプリを使うことで、スマホから光量やタイマー等の設定ができます。
時間帯ごとに細かい調光・調色ができるため、より自然界に近い環境を作り出すことが可能となっています。
デザイン★★★★★
特徴の1つとして圧倒的な”薄さ”があります。
照明と一体となったシェード部分の暑さはたったの3㎜しかなく、スタイリッシュなFlat One+は、数々のデザイン賞を受賞するほどおしゃれなデザインとなっています。
注意点としては、電源コードが3Pプラグになっているため、日本で使うには変換プラグを使って2Pプラグにする必要があります。
コスパ★★★★
価格は約35,000~50,000円程となっており、取扱サイトによって価格幅があります。
性能の高さだけではなく、寿命が約50,000時間もあり、他の高性能LED照明よりも1.5倍以上も長くなっています。
1日10時間使用しても、故障等がなければ13年以上使用できることになりますので、コスパはかなり良い方といえます。
10.TWINSTAR LIGHT S-LINE【星3.75】
光量 | ★★★★ |
性能 | ★★★ |
デザイン | ★★★★★ |
コスパ | ★★★ |
光量★★★★
TWINSTAR LIGHT S-LINEには、「CLASSIC METAL STAND」と「ADJUSTABLE」の2種類があり,それぞれ60㎝水槽用と90㎝水槽用のみとなっています。
2種類とも60㎝水槽用で3500㏐、90㎝水槽用で5170㏐となっています。
性能★★★
照明の特徴としては、”赤”をより綺麗に見せることことができ、水草の育成と鑑賞をより高めるためにLED素子配分が綿密に設計されています。
デザイン★★★★★
S-LINEには、「CLASSIC METAL STAND」と「ADJUSTABLE」がありますが、どちらもスタイリッシュでかっこいいデザインとなっています。
大きな違いは名前の通りスタンド部分で、CLASSIC METAL STANDは本体の照明とマッチしたメタルスタンドになっており、ADJUSTABLEの方は金具タイプのシンプルなスタンドとになっています。
個人的には、CLASSIC METAL STANDの方がおしゃれ感があっておすすめです。
コスパ★★★
価格は60㎝水槽用で3万円前後、90㎝水槽用で約46,000円程となっており、この価格帯であればもう少し性能の高いWRGBⅡ等の方が良いのかなという気もします。
もちろん十分性能の良い照明ですので、デザイン等が好みという方はS-LINEを選んでも良いでしょう。
11.nano LEVIL WHITE【星3.75】
光量 | ★★★★★ |
性能 | ★★★ |
デザイン | ★★★★ |
コスパ | ★★★ |
光量★★★★★
nano LEVIL WHITEの光量は、60㎝水槽用で4000㏐となっています。
LED照明の中でも上位に入る明るさで、前景草を匍匐させて育成させることができます。
性能★★★
5種類のLED素子を使っており、高光量と水草の育成に適した波長を作り出しています。
デザイン★★★★
nano LEVIL WHITEのデザインは、リフトスタンド部分がコの字型になっており、水面上部に空間が作りだされています。
そのため、メンテナンスも行いやすくなっています。
また、電源コードが背面に設置されており、景観を損ねないよう他の照明にはない工夫がされています。
コスパ★★★
光量が4000㏐あり、コの字型リフトスタンド等の独特なデザインをされた優秀なLED照明となっています、
価格は18,000円程となっており、光量や性能などを考えると妥当であり、デザイン等を含めて気に入った方には十分おすすめのLED照明となっています。
12.ソーラーRGB【星4.25】
光量 | ★★★★ |
性能 | ★★★★★ |
デザイン | ★★★★★ |
コスパ | ★★★ |
これまで多くの人に高評価を得ていたADAの”ソーラーRGB”ですが、2022年3月2日から”ソーラーRGB リミテッドエディション ”が限定発売されました。 ※現在は販売終了となっています。
- 定格電力:130W ⇒ 120W ±5%
- 消費電力:90W ±10% ⇒ 115W ±5%
- 光束:3000〜3500lm ⇒ 3750〜4250lm
- LEDチップ個数:160個 ⇒ 130個
- ソフトスタート機能の追加(ゆっくりと点灯)
- ホワイト・ブラックの2色に
- 電源アダプタの小型化
- 各色の専用シェードが販売(従来のソーラーRGB専用シェードは取り付け不可)
光量★★★★
ソーラーRGBの光量は3,000〜3,500lm程で、水草育成において十分な光量を誇っています。
写真のように水面との距離があっても下の方までしっかり光が届いています。
性能★★★★★
独自の調光技術で出力を最適化したRGBチップを使用しており、水草を元気に育てると同時に水槽内を鮮やかに照らします。
RGBチップによる鮮やかさは、感動するくらい綺麗ですよ。
デザイン★★★★★
ソーラーRGBはガンメタ色で、限定のリミテッドエディションには”黒”と”白”の2色がありました。
また、それぞれの色にあった別売りの専用シェードもあり、光の漏れ等を軽減させることができます。
丸みを帯びた高級感のあるデザインは単体でもかっこいいですが、シェードを取りつけたときのバランスは絶妙です。
コスパ★★★
ADAの製品には、性能やデザインはとても良いけど”高額”という特徴があります。
ソーラーRGBの価格は税込84,700円、専用シェードは税別6,380円とかなり高額なため、コストパフォーマンスが高いとは言えないです。
また、ADAの製品はネットで購入することができないため、取扱販売店までいって購入する必要があります。
ソーラーRGBの入手が難しそうな方は、この記事の6番目に紹介した性能も良く、ネットで購入できるChihirosのVIVID2がおすすめです。
おすすめ吊り下げスタンド
今回紹介したトライアングルシリーズやチヒロスシリーズの照明などを吊り下げ照明として使いたいと考えている方は、耐久性・デザイン性が高いアクアテイラーズの”ステンレスアーム”に吊り下げて使用するのがおすすめです。
直径8mmしかない光沢のあるステンレススタンドがとてもおしゃれで、どんな照明ともマッチします。
性能比較一覧表
光量 | 色温度 | LEDチップ数 | 消費電力 | 寿命 | 価格 | |
アクロ TRIANGLE LED GROW【星3.75】 | 3000lm | 7200K | 33個(白21赤6緑3青3) | 29.4W | – | 約9500円 |
アクロTRIANGLE LED GROW Pro【星3.5】 | 8900lm | 7500K | 76個(白64赤4緑4青4) | 66.6W | – | 約19000円 |
アクロ TRIANGLE LED VIVID【星4.25】 | 3450lm | 19500K | 60個 | 29.4W | – | 約13000円 |
Chihiros WRGBⅡ【星5】 | 4500㏐ | – | 60個(RGB) | 67W | 約30000h | 約27000円 |
Chihiros WRGBⅡ PRO【星4.75】 | 6630㏐ | – | 60個(RGB) | 74W | 約30000h | 約34000円 |
ChihirosRGB VIVIDⅡ【星4.75】 | 5500㏐ | – | 160個(RGB) | 130W | 約30000h | 約50000円 |
Chihiros CⅡ RGB【星4】 | 1580㏐ | – | 40個(RGB) | 20W | 約50000h | 約19000円 |
太陽光LED LIGHT AMATERASLED【星4】 | 2098lm | 5900K | – | 20W | 約30000h | 約15000円 |
ONF Flat One+【星4.75】 | 5600㏐ | 3000~6500K | 120個 | 70W | 約50000h | 約40000円 |
TWINSTAR LIGHT S-LINE【星3.75】 | 3500㏐ | – | – | 44W | – | 約32000円 |
nano LEVIL WHITE【星3.75】 | 4000㏐ | 8540K | 96個 | 36.2W | 約40000h | 約18000円 |
ソーラーRGB【星4.25】 | 3000~3500㏐ | 9000~12000K | 160個 | 90W | 約30000h | 70000円(税別) |
スマホで自動管理する方法
LED照明を手動で毎日点灯・消灯するのはかなり大変だし、うっかり忘れてしまうこともあるかと思います。
そんな悩みを解決する方法として、スマートフォンで管理ができるメロスの”スマートプラグ”が非常に便利です。
スマートプラグは、差し込み口1つ1つに時間を設定することができるため、照明以外にもエアレーションやCO2添加なども自動化したりすることができるようになります。
コンセントタイマーなどを使用したやり方だと、コンセントタイマーやタコ足配線の数が増えてしまい、どうしてもごちゃごちゃになってしまいますが、スマートプラグであれば最低限の数でスマートに管理することができるようになるためとてもおすすめです。
アクアリウムでも、時代にあった最先端の管理をしていけるのは嬉しいですね。
価格から選びたい方!
「価格からLED照明を選びたい」という方は、下記記事にて価格帯ごとにおすすめのLED照明をまとめましたのでご参照ください。
まとめ
- アクロ TRIANGLE LED GROW
- アクロTRIANGLE LED GROW Pro
- アクロ TRIANGLE LED VIVID
- Chihiros WRGBⅡ
- Chihiros WRGBⅡ PRO
- ChihirosRGB VIVIDⅡ
- Chihiros CⅡ RGB
- 太陽光LED LIGHT AMATERASLED
- ONF Flat One+
- TWINSTAR LIGHT S-LINE
- nano LEVIL WHITE
- ソーラーRGB
”本格的に水草を綺麗に育てたい”という方は、今回紹介した12種類の高性能LED照明がとてもおすすめです。
私自身もアクアリウムを始めたときに購入した性能の低いLED照明を余してしまったり、情報不足によってあまり使えないLED照明を購入してしまったりしました。
照明に限らず同じような経験がたくさんあり、そこから学んだのが”安物買いの銭失い”でした。
最初に良いものを選んで使い続ける方が無駄な出費をせずに済みますので、これから照明の購入を検討されている方は、予算や性能、デザインなどご自身の条件に合ったLED照明をよく選んで購入して頂ければと思います。
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