カワコザラガイ等のスネールをエビや水草などにダメージを与えず、完全駆除する方法を紹介していきます。
スネール
スネールとは水槽内に混入してしまった貝類のことで、ショップから混入してくる種類としてはカワコザラガイが多い印象です。
生体などに影響を与えるわけではないためそのまま飼育する方もいますが、水槽内に大量繁殖して見栄えはかなり悪くなってしまうため嫌う方も多い生体です。
一度水槽内で繁殖してしまうと手で潰すなどの物理的な方法で完全駆除する不可能なため、多くのアクアリストが経験する悩みの1つでもあります。
プラナリアZEROで完全駆除
カワコザラガイ等のスネールを安全かつ完全に駆除する方法としておすすめのなのが”プラナリアZERO”で、実際に私も生体や水草に影響を与えずに駆除することができました。
※私の場合は完全駆除できましたが”スネールが復活した”という方もいるようですので、その場合はスネールバスターというより絶大な効果を発揮する商品をお試しください。
プラナリアZEROの3つのメリット
- 水草やエビなどはそのままで使える
- 水槽内全域に効果がある
- スネールの完全駆除が可能
1.水草やエビなどはそのままで使える
プラナリアZEROの魅力の一つは、水草やエビなどを隔離しなくてもそのまま使えることです。
レイアウト変更したりせず手軽に貝類の駆除を行うことができるため、水槽リセットをしたくないと思っていた方には嬉しい商品となっています。
ただし、どんな使いかたをしても100％安全というわけではなく、使用量が多かったり換水が不足したりすると生体たちに影響を与える可能性があるため注意しましょう！
水草でしか実験したことないですが、多めに投与し続けたときは水草が溶けたり成長が悪くなったりしました。
2.水槽内全域に効果がある
粉末を飼育水に溶かして使用するため、底砂の中やフィルター内など、水槽内全域に効果を出すことできます。
これによりカワコザラガイの逃げ道をなくして一網打尽にします。
3.スネールの完全駆除が可能
前述したように水槽内全域に効果があるため、隠れているカワコザラガイにダメージを与えることができます。
そのため、物理的には出来なかったスネールの完全駆除が可能となっています。
注意点
熱帯魚にダメージを与える可能性
注意書きには「熱帯魚にダメージを与える可能性がある」と記載されているため熱帯魚は隔離してから使用するようにしましょう。
ただ、誤ってサイアミーズフライングフォックスが入ったまま使用してしまったときは特にダメージなどは見受けられませんでしたので、あくまで「可能性がある」という程度なのかもしれません。
飼育している貝にも影響
貝類全部に効果があるため、もともと飼育用として入れていた貝がいる場合には事前に隔離するのを忘れないようにしましょう。
完全駆除できない人もいる
プラナリアZEROは賛否両論で完全駆除できた人とできなかった人がいるようです。
私の場合は駆除できましたが、下記記事で紹介している”スネールバスター”であればプラナリアZEROと同様水草やエビなどには影響を与えずより確実に完全駆除ができますのでご参照ください。
具体的な使い方
- 24時間エアレーションを行う
- 50ℓに対して1gの量を投与
- 3日間投与後、1週間空ける（1サイクル）
60㎝水槽例
1巡目
1日目…スプーン山盛り2杯投与（スネールの行動が停止）
2日目…スプーン山盛り2杯投与（数匹のスネールが落下しているの発見）
3日目…スプーン山盛り1杯投与（壁面にくっついているスネールが激減）
4〜10日目…観察・換水（ほとんど活動しているスネールがいないが数匹見られることも）
2巡目
11日目…スプーン山盛り2杯投与（活動していたスネールが停止）
12日目…スプーン山盛り2杯投与（残ったスネールはほぼ落下）
13日目…スプーン山盛り1杯投与（視認できるスネールは0）
14日〜20日目…観察・換水（駆除完了）
私は2巡を行えばスネールの完全駆除ができましたが、20日目以降もスネールが現れるようでしたら、もう1巡すれば完全駆除できるかと思います。
3巡行なったこともありますが、換水なども行なっていたため私の水槽では生体や水草にダメージが与えれるようなことはありませんでした！
また、万が一エビが苦しんでいたり水草が溶けたりし出した場合は、すぐに多めの換水を行いましょう。
スネールにプラナリアZEROは効果的
プラナリアZEROを使えば水槽をリセットしたりエビや水草を隔離したりすることなくスネールの完全駆除が可能なため、非常におすすめの商品です。
効果を得るには10〜20日程の期間を要しますが、正しく使用すれば確実に効果は出ますので「水槽リセットはしたくないけどスネールは完全駆除したい！」と言う方はぜひ試してみてほしいと思います。
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