水草に必要な栄養をバランスよく配合した液肥”エレメントカラー グリーンA”の性能を紹介していきます。
エレメントカラー グリーンA
エレメントカラー グリーンAは、アクアテイラーズ社が出す水草用液体肥料で、この1本に3大栄養素の窒素・リン・カリウムを始め、水草の育成に必要なその他複数の必要栄養素が含まれています。
そのため、非常にコスパが良く、水草を綺麗に育成したい方には非常におすすめとなっています。
5つの特徴
- 重要な栄養素が複数配合
- 水質に影響を与えない
- コストパフォーマンスが高い
- 即効性が高い
- 藻類発生の原因になりにくい
1.重要な栄養素が複数配合
エレメントカラー グリーンAには、水草の育成に重要とされる3大栄養素(窒素・リン・カリウム)やカルシウム、ビタミンC、マグネシウム、鉄、亜鉛、モリブデン等が理想的に配合されているため、画像にように生き生きとした水草に育成することができます。
また、栄養素ごとに何度も添加する必要がないのも嬉しいメリットと言えます。
2.水質に影響を与えない
液肥の添加量が20ℓに対して1滴のためpHに影響を与えるようなことはほぼありません。
万が一影響を与えるほどの量を添加したとしても、エレメントカラー グリーンA自体のpH帯が弱酸性のため、pHが上昇してしまうようなことはないでしょう。
熱帯魚やエビなどの生体がいる水槽でも安心して使えますよ!
3.コストパフォーマンスが高い
毎日20ℓに対して1mlの量で複数の栄養素を添加することができるため、非常にコストパフォーマンスが優れています。
60cm水槽であれば500ml用で5ヶ月以上持つ計算になり、必要添加量、栄養素の量などからも他のメーカーが出す液肥よりかなりコスパは良いです。
4.即効性が高い
エレメントカラー グリーンAには即効性があり、バランスよく配合された栄養素を水草がすぐに利用することができます。
CO2添加と合わせることでより水草が元気に育ちますので、CO2添加はまだしていないが興味はあるという方は下記記事にて費用や道具などを解説していますのでご参照ください。
5.藻類発生の原因になりにくい
水槽内の栄養分を多くすると藻類などが発生しやすくなってしまいますが、エレメントカラー グリーンAは藻類発生の原因となりにくいように作られています。
藻類の影響が少ない分管理も楽になるため、初心者の方でも液肥添加に手を出しやすいといえます。
気になる点
ADAの液肥添加経験がある人から見ると、ポンプ式になっていないと添加する際一手間かかるかなという印象はあります。
ただ、ADAの液肥は使っていないと結構蒸発してなくなってしまったりするので、しっかりキャップで締まったりしている方が無駄なく使えるかと思います。
60㎝水槽以上であれば、ワンプッシュの量が3mlくらいのポンプ式ボトルに詰め替えるのも1つの手です。
エレメントカラー グリーンBとの併用もおすすめ
エレメントカラー グリーンBとの併用がおすすめで、欠乏を起こしやすい鉄分、モリブデン、マンガン等の重要な微量元素がバランスよく配合されており、さらには水槽の過剰な栄養塩を水草に効率よく吸収させる働きがあります。
これにより水草をより鮮やかに育成することができます。
水槽の状態に合わせて添加量は調整!
グリーンA、Bともに添加量の目安は20ℓに対して1mlとなっておりますが、水草の状態や水質、コケの発生具合などから添加量を調整することが大切となります。
例えば水槽内のpHや硬度が高い状態では、多くの水草が調子を崩してしまい、いくら栄養を添加しても消費することができず、むしろコケが増えて悪影響を及ぼす場合があります。
このように水槽の状態に合わせて添加量を調整することは非常に重要ですので、毎日少しでも水槽を観察するようにしましょう。
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