30㎝以下の小型水槽やボトルアクアリウムにおすすめのヒーター6種を紹介していきます。
水槽用ヒーターの必要性
18〜20度を下回るなら使用するべき
- 餌の食べる量が減る
- 消化不良
- 水温ショック
- 動きが鈍くなる など
熱帯魚の種類にもよりますが、基本的に25度前後を好む熱帯魚たちにとって水温低下は負担が大きく、水温が18〜20度以下になるようであればヒーターを使用するべきです。
低水温の環境では熱帯魚の代謝が下がり、消化不良や餌の摂取量が減るなどの症状を起こしたりします。
また、急激な水温低下の場合にはショック死してしまう可能性もあるため、冬場の水温の低下には十分に注意する必要があります。
おしゃれなデザインやスマホで管理できる水温計は下記記事で紹介していますのでそちらもご参照ください!
メダカはヒーターなしでもOK
メダカの場合は寒さに強く、水面が凍っていても水中が凍ってなければ越冬させることもできます。
そのため、室内であればヒーターなどを使用しなくても飼育することができます(冬眠すれば活動量は著しく少なくなります)。
メダカには冬眠させるメリット・デメリットがそれぞれあり、5〜10度くらいで冬眠し始めるため下記記事を参考にしながら越冬させるかヒーターで管理するか判断すると良いでしょう。
ヒーターにかかる電気代
【ヒーターに掛かる電気代の目安】 | 消費電力 | 冬季の電気代(最大月) | 電気代(月平均) |
30㎝水槽以下 | 10〜20W | 約200〜400円 | 約67〜133円 |
30㎝水槽 | 50W〜 | 約972円〜 | 約324円〜 |
45㎝水槽 | 120W〜 | 約2333円〜 | 約778円〜 |
60㎝水槽 | 160W〜 | 約3110円〜 | 約1037円〜 |
90㎝水槽 | 300W〜 | 約5832円〜 | 約1944円〜 |
120㎝水槽 | 500W〜 | 約9720円~ | 約3240円 |
冬季間に小型水槽で使用するヒーターの電気代は約200〜1000円/月ほどで、年間で考えると1ヶ月あたり60〜350円/月程となります。
小型水槽であればそれほど電気代は高くありませんので、水温が下がる地域にお住まいの方はヒーター使用の検討をしてみてください。
小型水槽におすすめのヒーター6選
- 【GEX】オートヒーターミニ
- 【GEX】セーフカバーオートヒーター
- 【みどり商会】ピタリ適温プラス 丸
- 【エヴァリス】プリセットオートヒーター
- 【テトラ】 26℃セットヒーターJ
- 【GEX】NEW セーフカバー ヒートナビ80
- 【エヴァリス】 オートヒーター ダイヤルブリッジR 50AF II
1.【GEX】オートヒーターミニ
4ℓ(15〜20㎝水槽等)の水槽に対応した小型タイプであり、ベタ水槽などにおすすめのヒーターです。
自動で24〜28度の範囲で安定させてくれるため水温が上昇し過ぎてしまうこともなく、お手頃な価格かつコンパクトなオートヒーターミニは使いやすいです。
2.【GEX】セーフカバーオートヒーター
8ℓ(20〜25㎝水槽等)までの水槽に対応したヒーターで、多くの熱帯魚にとって適温である26度付近で安定させてくれます。
空焚き検知温度センサーが搭載された”セーフカバーオートヒーター”は空気中にヒーターが出てしまった場合に安全な温度までコントロールしてくれるため安心して使用することができます。
また、人や熱帯魚を守るためにカバーも付けられており、低価格であるにも関わらず安全性の高いヒーターとなっています。
3.【みどり商会】ピタリ適温プラス 丸
ボトル水槽などの小さな容器におすすめのヒーターで、水の中ではなく水槽の下に轢いて使用します。
そのため水槽内はすっきりしており、外観を壊さずに水温を上げることができます。
また、本体の温度は40〜45度ほどになりますが、対応水量は1,2ℓまでとされており、水量が多くなりすぎると上昇させられる温度も少なくなっていきますので注意しましょう。
4.【エヴァリス】プリセットオートヒーター
エヴァリスという会社が出すヒーターは質が高く、信頼性の高いことで人気があります。
4ℓ(15〜20㎝水槽等)までのサイズに対応したプリセットオートヒーターは安全性も高く、サーモスタットがなくても適温にしてくれるため、初心者の方にもおすすめとなっています。
5.【テトラ】 26℃セットヒーターJ
20ℓ以下(30㎝水槽等)の水槽に対応したヒーターで、トラッキング防止プラグの使用などトップクラスの安全性を謳った商品です。
サーモスタットを使わなくても水温を24〜28度で安定させてくれるため、安くて使いやすいヒーターとなっています。
6.【GEX】NEW セーフカバー ヒートナビ80
サーモスタットと一体型になったダイヤルによる温度調整が可能なヒーターで、15〜32度の範囲で温度設定することができます。
また、事故防止機能はもちろん生体を守るためのカバーがついているため、安心して使用することができます。
26ℓ以下(30㎝水槽等)に対応したセーフカバー ヒートナビは、温度調整機能などもついていながら価格は安いためかなりコスパが良いヒーターとなっています。
7.【エヴァリス】 オートヒーター ダイヤルブリッジR 50AF II
ダイヤルを使って22〜31度の水温に設定することで出来るヒーターで、安全機能などもきちんと備わっています。
10〜15ℓ以下の水槽(20㎝水槽等)に対応したヒーターで、水槽に合わせて縦横合わせて設置することができます。
設定した水温で正確に安定させやすく質が高いヒータではありますが、その分価格がやや高くなっているため、より細かく正確に管理したい方に向いたヒーターとなっています。
おすすめの30㎝サイズの水槽
30㎝水槽にはキューブタイプやフラットタイプなど様々な種類やメーカーがあり、それぞれに特徴があります。
中でもアクロシリーズの水槽は透明度が高さに対して価格も安いため、おすすめとなっています。
その詳しい性能などは下記記事で紹介していますので、ぜひご参照ください。
驚くほど水草が育つLED照明8選!
- アクロ TRIANGLE LED GROW
- アクロ TRIANGLE LED VIVID
- Chihiros WRGBⅡ
- Chihiros WRGBⅡ PRO
- ChihirosCⅡ RGB
- 太陽光LED LIGHT AMATERASLED
- LUNA LED LIGHT TSUKUYOMI LED
- nano LEVIL WHITE
上記の30㎝水槽用LED照明はどれも水草がよく育ち、下記記事ではおすすめするにあたって光量や性能、デザイン、コスパを評価のポイントとして紹介しています。
Chihirosが出すスマホで調光やタイマー設定ができる照明はかなり性能がよく、デザイン性も高いため個人的にイチオシとなっています。
60㎝水槽も立ち上げてみたい方
おすすめの水槽
- ADA キューブガーデン
- アクロ スーパークリア60
- アクロ スーパークリア60 ハイタイプ
- アクロスーパークリア60 前面曲げ
- アクロ スーパークリア60 クロスカット
- GEX グラステリア 600ST水槽
- GEX マリーナ 60㎝水槽
- 寿工芸 レグラスR-600S
- 寿工芸 クリスタル水槽 KC−600S
- EHEIM グラス水槽 EJ-60
上記水槽は、各メーカーが出すおすすめの60㎝水槽となっており、全面曲げやハイタイプなどの種類もあります。
透明度と言えばADAやアクロの水槽がおすすめとなっており、それぞれの特徴については下記記事をご参照ください。
おすすめヒーター
60㎝水槽におすすめのヒーターについては下記記事で解説していますので、そちらをご参照ください。