Chihiros WRGB2、VIVID2、CⅡRGB等のアプリ(2022年アップデート後)による発光強度の調整やタイマー機能のやり方を詳しく解説していきます。
スマートフォンアプリによる照明管理
Chihirosが出すWRGB2やVIVID2、CⅡ RGB等の照明は、iPhoneやAndroid等のスマートフォンから専用の「My Chihiros」というアプリをインストールすることで、発光強度の調整やタイマー機能の設定が可能になります。
通常のタイマー管理ではできない、徐々に明るくしたり暗くしたりする等の機能があるため、自然界のような”日の出”や”日の入り”を表現することができます。
発光強度の調整
アプリ画面から照明の赤・緑・青(WRGB2 PROには、さらに白も追加)の強度を1%単位で調整することができます。
自分で細かく設定することもできますが、「fish」や「shrimp」等の欄を選択することで、定められた発光強度に設定することもできます。
タイマー機能
タイマー機能は、点灯・消灯時間を分単位で設定することができます。
また、点灯開始から徐々に明るくし、消灯に向けて徐々に暗くしていくという設定ができるのも特徴です。
アプリの設定方法
- 「My chihiros」をインストール
- アカウントの登録
- Bluetoothによる接続
- 照明の設定
1.「My chihiros」をインストール
App Store・Google Playから無料専用アプリ「My chihiros」をインストールします。
※アプリの使用には、スマートフォンOSバージョンがiOS9.0以上、Android6.0以上である必要があります。
2.アカウントの登録
①アプリを開く
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②「登録」を選択し、アカウントの新規登録画面へ
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③メールアドレスとパスワードを設定し、「新規登録」
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④下記の画像に進んだら登録完了
3.Bluetoothによる接続
①スマホの「Bluetooth」、「Wi-Fi」、「GPS(位置情報)」がONになっていることを確認
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②「設備」画面右上にあるアドレス横の「+」を選択
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③使用する照明が表示されたらタップ
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④「設備」画面内に使用する照明が表示されたら登録・接続が完了
4.照明の設定
「My Chihiros」による照明の設定時には、「Customize」・「Manual」・「Auto」の3つがあり、自動の設定を行うには「Customize」か「Auto」を使います。
少し複雑になりますが、より細かい設定をできるのが「Customize」、少し簡単にしたのが「Auto」で、それぞれ具体的な設定例とやり方を解説していきます。
①Customizeによる設定方法
- 照明時間…12:00〜20:00
- 発光強度…12:30(赤25%緑9%青8%)、13:00〜19:00(赤・緑・青を80%)、19:30(赤30%緑8%青8%)、19:55(赤4%緑1%青1%)
- 徐々に点灯・消灯…12:00〜12:30を朝日風にし、12:30から30分かけて80%に。19:00〜19:30にかけて夕日風にし、19:30から30分かけて0%に(日没)
①「設備」画面を開き、使用する照明をタップし選択
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②「Customize」内の時刻が書かれた部分をタップし、12:30に設定。下部分のカラーを赤25%・緑9%・青8%に設定
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③②でカラーを設定したらそのまま時刻をタップし、13:00に設定。下部分のカラーを赤・緑・青80%に設定
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④③の手順と同様に時刻をタップし、19:00に設定。下部分のカラーを赤・緑・青80%に設定
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⑤時刻をタップし、19:30に設定。下部分のカラーを赤30%・緑8%・青8%に設定
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⑥時刻をタップし、19:55に設定。下部分のカラーを赤4%・緑1%・青1%に設定
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⑦時刻をタップし、20:00に設定。下部分のカラーを赤・緑・青0%に設定
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⑧時刻をタップし、12:00に設定。下部分のカラーを赤・緑・青0%に設定
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⑨プレビューで確認し、問題なければ設定完了
②Autoによる設定方法
- 照明時間…12:00〜20:00
- 発光強度…赤・緑・青(白)を80%
- 徐々に点灯・消灯…12:00から30分かけて80%、19:30から30分かけて0%に
①「設備」画面を開き、使用する照明をタップし選択
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②「Auto」内の「Add automation」を選択
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③”照明時間”、”日の出・日の入り時間”、”発光強度”の設定
(1)照明時間…黄~青の点を動かして照明時間を12:00〜20:00に設定(上部分にある曜日を選択して照明日を指定することもできますが、通常は必要ないかと思います。)
(2)日の出・日の入り時間…0.5時間を洗濯。(点灯開始から30分かけて設定した発光強度に。また、30分かけて消灯される。)
(3)発光強度の設定…「Lightness…」を選択すると発光強度の設定画面に移動し、各カラーを80%にする。(下6つのボタンをタップして選ぶこともできます)
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④保存すると、設定した内容が表示され、「Customize」画面でも確認と操作ができる。曜日を指定しいても、「+Every day]をチェックすると毎日の点灯に設定されます。
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⑤プレビューで確認し、問題なければ設定完了
高性能なChihirosの照明5機種
上記のChihirosが出すLED照明は、すべてRGBチップの使用とアプリ操作が可能であり、それぞれの特徴を持った高性能LED照明となっています。
詳しい違いやどれを選ぶのがおすすめか等については下記記事をご参照ください。
1.WRGB2
WRGB2は、リフトスタンドを使った通常の照明方法だけではなく、専用ワイヤーを使用すれば吊り下げ照明としても使える高性能なLED照明です。
2.WRGB2 SLIM
WRGBⅡよりも光量を控えたタイプであり、寿命が約50000時間あるのが特徴の照明です。
控えたといっても60㎝水槽用で2400lmの明るさはあります。
3.WRGB2 PRO
WRGBⅡよりもさらに光量が多いハイパワー型のLED照明です。
他のChihirosのLED照明は、赤・緑・青の3色が入ったRGB3in1となっていますが、PROだけは白が追加されたRGB4in1になっており、より自然な鮮やかさを作りだしてくれます。
4.VIVID2
VIVID2は、ADAのソーラーRGBのような吊り下げタイプのもので、コストパフォーマンスが高く、非常に高性能なLED照明です。
5.CⅡ RGB
CⅡ RGBは、小型水槽向けの高性能LED照明で、専用スタンドを使用すればボトルアクアリウム等にも使用できます。
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