水槽のメンテナンスが苦に感じる方に向けて、効率が大幅アップする4つの方法を紹介していきます。
メンテナンスを楽にする4つの方法
- プロレイザーを使用
- 衣料用漂白剤の活用
- 換水方法の効率化
- シリンジで呼び水を行う
1.プロレイザーを使用
水槽のガラス面の掃除をする際は、スクレーパー プロレイザーを使用して行うと、濡れずに・素早く・綺麗に掃除することができます。
スポンジなどで行うよりも拭きこぼしがなく、綺麗にできるためメンテナンスの必須品とも言えます。
私も3年以上使用していますが、まだ替え刃は余っており、コスパはかなり良いですよ。
2.衣料用漂白剤の活用
水槽の掃除を行う際は、水で薄めた界面活性剤が使われていない医療用の漂白剤にCO2ディフューザーやパイプなど、手では落としにくいものをつけておきます。
その間に、ガラス面の掃除や換水を行なっておくと効率的に作業ができます。
また、漂白剤の効果は絶大で、C02ディフューザーの気泡が新品のように細かくなったりしますので、水草水槽を管理している方はぜひ使用してみてほしいです。
ちなみに今まで使用してきた結果、生体等への影響は特にありませんでした。
3.換水方法の効率化
- プロホース(M)
- 一般的なホース(内径15mm)
- 散水ノズル
- コネクタ
- テトラ コントラコロライン(瞬間カルキ抜き)
一般的な水槽の換水は、一度バケツやタンクに水を抜いてから排水溝に流し、空になったバケツやタンクにカルキ抜きした水を入れて水槽に注水する方法だと思いますが、今回紹介する方法は”バケツやタンクを使わない方法”です。
換水に時間がかかり、面倒に感じるのはバケツやタンクに水をいれるというワンクッションが多いせいであり、ここを改善することで作業効率が大幅に上がります。
水抜き編
水槽の水を抜く際は、プロホース(MまたはL)に一般的な15mmのホースを繋げ、風呂場などの排水溝に直接排水すると効率的に作業ができ、時間短縮されます。
サイフォンの原理で、ある程度排水溝までの距離があっても排水できますので、バケツなどに水を溜めて水抜きを行なっている方は、ぜひご紹介した方法で行ってみてほしいと思います。
注水編
ご紹介する注水方法は、推奨はしませんが私が数年間実施した上で特に問題はなかった方法になります。
やり方は散水ノズルを使って水道水とテトラ コントラコロライン(瞬間カルキ抜き)を同時に直接水槽へ注水する方法です。
カルキ抜きは、注水と合わせて少しずつ規定量を入れていきます。
この方法で必要なものは、”ホースリール”と水道に繋げる”コネクタ”、”瞬間カルキ抜き”の3つで、「カルキ抜きしながら水道水を直接水槽に入れる」ために使います。
少しイメージしづらいかもしれませんので、詳しくは下記記事をご参照ください。
今回ご紹介した水抜きと注水方法を実施すると、水槽サイズによっては作業時間が半分以下になることもありますので、参考にしていただければと思います。
4.シリンジで呼び水を行う
外部式フィルターを使用している方向けになってしまいますが、楽に早く呼び水を行う方法をご紹介します。
やり方はフィルターやパイプのセッティングを完了し、シリンジを使って排水パイプからフィルター本体側に向けて勢いよく注水します。
この作業を数回やると呼び水が始まり、上手くいけば1回で成功します。
器具をセッティングしたままでき、ホースから吸ったりする必要もなくなりますのでフィルター掃除も気軽にできるようになります。
水合わせや薬剤系の投与など、アクアリウムにおいてシリンジは使い勝手が良い道具ですので、持っておいて損はないですよ。
作業効率が大幅アップ!
今回ご紹介した方法を実践していただければ、作業時間と労力はかなり軽減されますので、メンテナンスが苦に感じている方はぜひ試してみてほしいと思います。
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