水槽内で突然見かけるようになった白い粒の正体がカワコザラガイである確認や影響、発生原因、駆除方法などを解説していきます。
白い粒はカワコザラガイなのか
2〜3mmほどの白い粒の正体として疑うのは、カワコザラガイもしくは石巻貝の卵などを疑いますが、そもそも石巻貝を飼育していなければ卵は産み付けられませんので石巻貝を飼育していない方はカワコザラガイの可能性が高いです
上記画像のような見た目で、動いていればほぼ間違いないでしょう。
水槽への影響
生体や水草の調子が悪くなるほどの影響は基本的には起こりませんが、放っておくと大量に繁殖して外観を損ねるようになってしまいます。
また、貝殻はpHを上昇させる性質がありますので、あまりにも大量に増えると多少pHが上昇してしまう可能性もあります。
とはいえ、換水なども行いますしカワコザラガイが原因でpHが上昇して水槽の調子が崩れるということはほとんどないかと思います。
やはり水槽の外観を損ねてしまうことが1番のデメリットと言えるでしょう。
発生原因
カワコザラガイの発生原因として1番多いのは、購入した水草や生体などにカワコザラガイあるいはその卵が付着していた場合です。
カワコザラガイは非常に小さく、水槽から取り出すとほぼ見つけることができないため、新しく水草などを追加する際は安全性の高い薬品につけてから水槽内に入れることをおすすめします。
物理的な駆除は効果なし
カワコザラガイを見つけた時に指で潰したり、スクレーパーなどで落としたりしてもすぐにカワコザラガイが現れてしまいます。
これはカワコザラガイを発見したときにはすでに卵がどこかにあり、どんどん増えている状況のためいくら目に見えるカワコザラガイを潰しても氷山の一角に過ぎず効果はほとんどありません。
そのため、完全に駆除するためには下記で紹介するような水槽な全体に効果がある対策が必要となります。
完全駆除方法
カワコザラガイの駆除には、エビや水草のいる水槽でも使える”プラナリアZERO”という商品がおすすめで、プラナリアだけではなくカワコザラガイを含めた貝類にも高い効果を発揮してくれます。
また、”水草その前に”のように水草を水槽内に追加する前の予防としても使用できるため一石二鳥の商品です。
私もカワコザラガイが繁殖してしまい悩んだ時期もありましたが、プラナリアZEROをうまく使うことで生体や水草を隔離しなくても元の水槽に戻すことができました。
使用量等を守れば水槽内に投与していくだけでカワコザラガイを駆除できますが、使用量が多すぎたりすると生体等に影響が出てしまうため注意しましょう。
実際の使い方などは下記記事で詳しく解説していますので、カワコザラガイでお悩みの方はぜひご参照ください。