育てやすく人気のアヌビアスナナ・プチの育成情報を紹介していきます。
アヌビアスナナ・プチとは
学名:Anubias baeteri var. nana
アヌビアスナナ・プチは、サトイモ科の植物で、アヌビアスナナの品種改良です。葉の大きさは2.3㎝前後程で、名前通りアヌビアスナナがかなり小型になった感じです。
小型であるためレイアウトにも使いやすく、流木や石に活着させたりすると良いでしょう。また、群生させるのも見応えがありおすすめです。
湿度を保てば水上化させることも可能です。
育成環境
〇育成難易度★☆☆☆☆
アヌビアスナナプチは丈夫で高光量を必要としないため、初心者の方でも育成しやすい水草です。ただ、水質が安定していないと葉が溶けたりしてしまう可能性があり、成長が遅いアヌビアスナナは、一度溶けてしまうと復活するまでに数カ月かかってしまうこともあります。
また、成長速度が遅いことからコケが付着しやすいというデメリットもあるため、コケ取り生体の飼育をおすすめします。
〇光量
高光量は必要とせず、10w前後の照明でも育成は可能です。ただし、もともと成長速度が遅い上に低光量環境だとなかなか新芽を展開してくれないので、20~30wほどある照明の方がおすすめです。
〇CO2
- 添加不要
添加無しで育成できますが、添加した方が成長速度が上がり、生き生きとした状態になります。
〇水温
- 20~27度
〇水質
- 5~7pH(弱酸性~中性)
〇活着
- 活着生あり
流木や石に活着させるのがおすすめです。
〇増やし方
- 株分け
成長が遅いため、なかなか増やしにくい水草ではありますが、方法は株分けで増やしていくことができます。
小さい葉が可愛いナナ・プチ
アヌビアスナナ・プチは小型なため、レイアウトのしやすい水草です。主に前~中景当たりで活躍してくれます。
大きめの水槽であれば、流木に活着させ、群生させるのもおすすめです。育成も簡単ですので、ぜひ育成してみてください。
不調になる6つの原因
- 光量過多
- 硬度が高い
- 水温が高い/低い
- コケ被害
- 水槽環境に適応中
- 病気
丈夫であるアヌビアス種が不調になる原因には上記があり、お悩みの方や事前に確認しておきたいという方は下記記事をご参照ください。
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