charmのCO2フルセットのセット内容の違いやおすすめ度、装置の意味等を紹介していきます。
CO2フルセット チャームオリジナルとは
①CO2レギュレーター(スピコン・ボールバルブ付属) | …ボンベ内の圧力を減圧させるための装置 |
②新瓶CO2ボンベ 74g(計6本) | …二酸化炭素が入ったボンベ |
③プラスチック製CO2ボンベスタンド | …ボンベを立てるために使用 |
④リーフ 超小型電磁弁 | …電磁石の力で弁を動かし、CO2の通り道を開閉する機器 |
⑤プログラムタイマー | …時間を設定することで、指定した時間の間だけ電気を流すことができる装置 |
⑥耐圧チューブ3m、外径6mm(クリア) | …圧力の強い位置に使用する丈夫なチューブ |
⑦エアーチューブ1m(ホワイト) | …圧力の少ない位置に使用するチューブ |
⑧逆流防止弁 1個 | …逆流してきた水槽内の水を防ぐもの |
⑨キスゴム直径18mm6個(クリアブルー) | …吸盤でチューブ等を固定するもの |
⑩キスゴム直径30mm1個(クリア) | …吸盤でチューブ等を固定するもの |
⑪バブルカウントディフューザー | …CO2を放出する拡散器(ディフューザー)のことで、CO2添加量の把握機能が付いたもの(バブルカウント) |
⑫Oリングセッター | …Oリング押し込んではめるためのもの |
⑬交換用 専用Oリング 1個 | …ガスが漏れないように密閉させるためのもの |
チャームが販売しているCO2フルセットですが、個人的なおすすめ度は★★★☆☆です。可もなく不可もなくといった感じですが、少なくとも3年以上は問題なく使えています。
初めての方で、「CO2添加をしたいが必要な物がわからない」という方には、添加に必要な物が一式揃っているcharmのCO2フルセットはおすすめできると思います。
CO2フルセットA~Dの違い
セット内容にはA~Dの種類があり、違いをまとめると下記のようになっています。
CO2添加経験者からいうと、Bセットが1番おすすめです。
理由は6mmの方が丈夫で、電磁弁とタイマーがあると自動で添加のON・OFFができ、管理が非常に楽だからです。タイマーがあれば、毎日指定した時間で照明やCO2添加の管理ができるため、外出していても安心です。
タイマー機能
タイマーによる自動化は、コンセントに差して電気を使用することで、時計と同じ機能が働き、写真の矢印内にある凹ませた部分の時間帯に電気が流れるという仕組みです。
写真の設定だと、12時~20時までは電気が流れる、20時〜12時は電気が流れなくなるということです。
電磁弁は、電気が流れると弁が開いてCO2の通り道ができる装置ですので、タイマーに電磁弁のプラグを差し込むことで、指定した時間にCO2添加ができるようになるのです。
もちろん電磁弁とタイマーがなくても、手動でバルブをひねればCO2添加は可能ですが、自動で管理しないと「付け忘れ・止め忘れ」が必ず発生してしまいますし、外出も難しくなってしまいます。
そのため電磁弁とタイマーを使用した方が正確且つ楽にCO2管理ができるのでおすすめです。
最先端な水槽管理
Wi-Fi環境のある自宅であれば、スマートプラグというコンセントプラグがおすすめで、無料専用アプリによって外出中でも遠隔操作できたり、自動で電源ON/OFFができる優れものです。
差し込み口が複数あるタイプも1つ1つに設定・管理ができます。
時代に合った最先端な管理をすることができますので、電磁弁付きのBセット+スマートプラグの組み合わせで使用すると良いでしょう。
メリット・デメリット
チャームのフルセットと小型ボンベのメリット・デメリットについて解説していきます。
メリット
必要なものが揃っている
チャームのフルセットは、CO2添加に必要な物が一式揃えられているため、初心者の方でも簡単にCO2添加を行うことができます。
最初の頃は何が必要で、どれが何の役割があるかもわからないと思いますので、一式揃っていると買い忘れ等もなく、安心できます。
場所をとらない
小型ボンベは、文字通り小型なため広い収納スペースを必要としません。大型ボンベのように収納に困ることもなく、持ち運びも楽なため、扱いやすくなっています。
初期費用が安い
大型ボンベと比較すると、初期費用は7000~13000円は安く済みます。
長く使用するかわからない方であれば、小型ボンベの方が良いでしょう。
デメリット
流量調整が難しい
流量調整とは、CO2の添加量を調整するために調節ネジを締めたり緩めたりして行いますが、チャームのレギュレーターについている流量調節ネジでは、細かい流量調整が難しく、慣れるまで時間がかかります。
私は慣れているので、比較的調整はすぐできますが、初めての方は思い通りの添加量にするのは苦労するようです。
複数の水槽への添加は向かない
小型ボンベでも、複数の水槽へのCO2添加は可能ですが、費用やCO2量からあまり向きません。
小型ボンベは、大型ボンベに比べてランニングコストが高く、複数の水槽へ添加するとさらに費用がかかります。また、ボンベ内のCO2量が少ないため、2.3週間でボンベを交換する必要がでてしまいます。
大型ボンベよりもランニングコストが高い
小型ボンベの最大のデメリットともいえるのが、ランニングコストが高いことです。
大型ボンベと比較すると、7倍以上はかかってしまいます。その分初期費用が安いというメリットもありますが、だいたい3年以上使用すれば小型ボンベの方が出費は大きくなっていきます。
おすすめ度は★★★☆☆
性能に関しては可もなく不可もなくといった感じですが、初心者の方にとってフルセットは安心してCO2添加を始められますのでおすすめできます。
長期間の使用や、複数の水槽への添加を考えている方には、ミドボン(大型ボンベ)の導入をおすすめします。
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